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2021年04月12日

TIN MACHINE motorcycle/1992 YAMAHA SR400 “LOCAL CAFERACER”/SR File.148

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取材協力:ティンマシンモーターサイクル
写真:小川伸晃 文:佐賀山敏行

※2015年12月28日の記事を再編集しました。

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ガレージ感漂うアメリカン草レーサー

ヨーロピアンな雰囲気を漂わせたカフェレーサーを得意とするティンマシンモーターサイクルが今回製作したのは、カフェレーサーながらも、これまでの同店のテイストとは明らかに趣を異にした1台。コンセプトはズバリ、「アメリカのウィークエンドレーサー」だ。

「自分で整備したバイクをトランポやトラックで持ち込んで草レースを楽しむような人のバイク」とビルダーの高橋さん。そのイメージ通り、マシンはあえて高級なパーツを使わず、しかし、しっかりと“走る”ものをチョイス。ガレージビルド感を重視している。あえてマットブラックでラフな印象を与えるペイントも、当然このマシンの重要な演出。フロントカウルとシートカウルに取り付けられたゼッケンも雰囲気を高めるポイントだ。

もちろん、ティンマシンならではのオリジナルパーツもしっかりと搭載。決してチープな印象になっていないのは流石といえよう。

さらに注目したいのはワンオフで製作されたアップマフラーである。高橋さんの言葉をそのまま借りる。

「過去にこういったマフラーは何社かありましたが、自分の思う“理想のカタチ”、“取り回し方法”、“角度”がなかった為、いつか作ってみようと思っていたモノです。今回は性能よりも、まず見た目! スタイルに関して言えば、理想通りに仕上がりました。

ポイントはとにかく車体限界まで追い込んで、車体を上から見たときに幅をとらないようにする。真横から見たときに前から後ろまでフルエキが一直線になり、少し後ろに向かって上向きな角度……エンジンのシリンダーフィンとエキパイが平行に揃う。後ろから車体を見た時にサイレンサーが真っ直ぐ後ろを向いている。そして、素材はステンレスで、サイレンサーはメガホン、長さもあまり後ろに飛び出さないように……」

まさにこだわりの塊。ガレージビルド感を出しつつも、それはあくまでも演出。ラフなイメージを与えつつも、同店の繊細さに満ちた、ティンマシンの新たな境地ともいえる1台である。

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