取材協力:モトドッグ
※2015年5月29日の記事を再編集しました。
さまざまなスタイルにカタチを変えるSRだが、なかでも走り系カスタムにおいて支持を集めるのが、兵庫県神戸市に拠点を置くモトドッグだ。飾り気ではなく機能美を追求し、確実にポテンシャルアップを果たした同店のマシンは熟練のSRファンをも唸らせる。そんなモトドッグによるカスタムが施されたのが、ここに紹介する1台である。
もともとはセパレートハンドルを装着したパフォーマンス系カフェレーサーだっというマシンだが、今回リメイクを敢行。アップハンドルを装着するとともに、シングルシートを装着。さらにマフラーを同店によるワンオフメガホンタイプに換装することで、ストリートファイターを思わせるフォルムとなった。もとがパフォーマンス重視だっただけに、前後RS250用ホイール&ディスクブレーキやTZR250用フロントフォークなど、ファイターになるだけの素地は十分。
カスタムにカスタムを重ねることで、愛車を変えずに気分を変える……さまざまなスタイルにカタチを変えるSRだからこそできる進化である。
スピードメーターはアクティブ製デジタルモニタースピードをチョイス。タコメーターにはPIVOTを採用し、スポーティなメーター周りとなっている。
カーボンフェンダーは足元を引き締める!
フロントホイールはホンダのレーサー・RS250を流用。ブレンボキャリパーで制動力も高められている。
ソロタイプのシートは純正を加工し、カーボン表皮を貼ったもの。スポーティな雰囲気を高めるポイントとなっている。
エンジンは400ccながらも、FCRでチューニング済み。今後は500クランクなど、エンジン内部にも手を入れる予定とのこと。
マフラーはモトドッグによるワンオフ。メガホンタイプで迫力と性能をアップさせている。
スイングアームはXJR400用を40mmショート加工。SRの車体に合わせている。
リアブレーキもディスク化され、マスターシリンダーもブレンボをチョイス!
Custom Spec
エキゾーストパイプ:モトドッグワンオフフルEX/キャブレター:FCR39/エアクリーナー:ショートファンネル/ヘッドライト:CIBIE180ɸ/電装ボックス:バッテリーレス/トップブリッジ:ヨシムラXJR400用/スピードメーター:アクティブデジタルモニタースピード/タコメーター:PIVOT/ヨシムラ製オイルTEMPメーター/Fブレーキキャリパー:ブレンボ/Fディスクローター:サンスター/Fマスターシリンダー:YZF-R6用16mm/Rブレーキ:ブレンボ/シート:純正改造・カーボン表皮/ステップ:クラフトマン/フロントフェンダー:カーボン/サイドカバー:オフィシャル/フロントフォーク:TZR250φ41/三つ又:TZR250用/リアサスペンション:オーリンズ/スイングアーム:XJR400用40mmショート(モトドッグワンオフ)/Fホイール:RS250(リム幅:3.00/径:17inch)/Rホイール:RS250(リム幅:4.50/径:17inch)/Fタイヤ:110/70R17/Rタイヤ:150/60R17 ……etc.