取材協力:SR Meeting 2018実行委員会
写真・文:浜瀬将樹 集合写真:井上 演
前日から台風が来ていたこともあって、開催すら危ぶまれた「SRミーティング2018」。当日、蓋を開けてみれば青空が澄み渡る快晴に恵まれた。むしろ暑すぎるくらいの気温の中、イベントがオープンすると、そこには驚きの光景が目の前に広がった。
SR乗りにとって年に1度のお祭りであるSRミーティングは、今年も静岡県にあるデイトナ・テストコースで開催された。SRショップやメーカーによる特設ブースでの買い物、まるで展示会のようなSRオーナー自慢の愛車をじっくり見ること、SNSなどで繋がっている友人との再会など、人それぞれ「楽しみ」を持って来場してきたことだろう。
10時に開場すると、バイクがどんどんとコースに入ってきたのだが、目を疑うようなSR、SR、SR、SRの列、また列。「いや、当たり前だろ!」というツッコミが聞こえてきそうなのだが、例年よりもその列が途切れることはなく、あっという間に特設駐輪場にマシンが勢ぞろいしたのだ。おそらく30〜40分ほど列が途切れなかったように思う。ここ数年参加させてもらっているが、多分初速来場者数は今年が一番だっただろう。
来場者に話を聞いてみると、友人との参戦が多い中、初めてという方やソロツーリングで来たという方もたくさんいた。写真を撮ったり、話をしたり、目を輝かせて歩く人がいたり、本当に来場者が楽しんでいる様子。
毎年「暑さ」と「アツさ」を更新しているSRミーティング。終わったあとやっぱり思う……またみんなのSRに会いに来たい! 来年以降の開催も期待したいイベントだ。
オープンと同時にこの長蛇の列! しばらくSRが途切れることはなかった。
友人やパートナーなどを誘って……など、SR好きな人はもちろん、バイク自体に興味がない人と共に来場するSR乗りも多くいた。
数年前から確実に増えているノーマルルックSR。煌びやかなカスタムマシンでも純正でも、楽しみ方は人それぞれ! これもSRのいいところだよね!
お昼前には会場の半分がSRで埋め尽くされた。
当サイトでは、来場者に声をかけてスナップも行った。今週から紹介予定なので、ぜひご覧いただきたい!
それぞれSRに乗っているという小山さん親子。家族でSRが趣味なんてうらやましい! おふたりのスナップももちろん撮影させてもらった。
協賛品をゲットできるジャンケン大会! ジャンケンガールはiBレディーが務めた。
スペシャルパーツ忠男ブースには開発中だという「POWER BOX PIPE」を装着したSRを展示。まだまだ開発は始まったばかりだそうで「このイベントのために、何とか形にした」と語ってくれた。
このパワーボックスが完成すればパワーの違いを実感するに違いない。リリースが待ち遠しい!
井上ボーリングは限定グッズを発売。もちろんチューニングについて相談する人も数多くいた。
AAAは井上ボーリングと共にチューニング車両試乗会を開催。マシンに乗ってコースを走る至福のひと時を味わえた。
コース試乗の様子。ノーマルとの違いや乗り味など、ライダーはそれぞれメリットを感じながら走ったようだ。
YAMAHAブースには新型SR400の展示が!! マシンのディテールは後日、当サイトで公開する予定だ。
ナイトロンジャパンはサスペンションはもちろんデモ車の姿も! こちらはNS-1仕様のSR500。
バイク工房Greentea。1983年式のSR500のエンジンパーツを使用したSR400F.Iがブース前に鎮座。
モーターガレージグッズは販売車両や当サイトで紹介したこともあるマシンを展示。もちろんカスタムパーツも!
GT-AXELはRoyal Enfieldを出展。SRとはまた違った雰囲気を醸し出していた。
愛知県のフレークスは中古パーツを販売。カスタムマシンも展示していた。
珠玉のカスタムマシンでSR乗りをトリコにしたのはデルスラーラ。
間違いないシートを選ぶならK&H! ということで、相談に来るSR乗りも多数。もちろんシート販売も行っていた。
DIN MAEKET(グリーシーキッズ)は人気のジェットジェルメット「SHM」を大々的にリリース! SR乗りからの支持も厚いブランドだけに、多くの来場者で賑わった。
アントライオンブース前には、同社のSR用パーツを組み付けたデモ車が登場!
大阪のキッズガレージ。マフラー、シート、フェンダーなどのカスタムパーツに目を奪われる!
ジー・ゾーンはデモ車を展示。BAY AREA Chopper&Custom Bike Show 2017で展示していた頃よりも進化しているようだ。
ジャムテックジャパンの目玉はもちろん72ジャムヘルメット! 美しいグラフィックで人気のブランド。当日はイベント特価でたくさんのヘルメットを展示・販売していた。
デイトナブースもオリジナルブランドであるヘンリービギンズのアイテムやカスタムパーツを多数販売。
2%ERはカスタムマシンとオリジナルパーツを展開。同店を懇意にしているオーナーも多く来場していた。
SR乗りにはたまらないバイクギアを多くリリースするRIDEZ。イベントならではの価格はユーザーを大いに喜ばせた。
銀鱗堂はレザーアイテムを販売。量産品にはない一つひとつの表情の違いが特徴の小物が多くあった。
当サイトでもおなじみのキャンディーモーターサイクルラボラトリーブース。やはり横浜ホットロッドカスタムショー2016で「ベスト・オブ・ドメスティック」を受賞したマシンは、ここでも注目の的になった。
マックスフリッツの展示ブースにはバイクギアがたくさん! 素敵な商品ばかりで財布の紐が緩みっぱなしの人も多かっただろう。
ナインゲートとコラボレーションしてブースを出したオイルメーカー・LUBIRD。日本ではブレーク寸前のオイルなのだとか!
シングルビッグケイはカスタムパーツ&マシンを展示。痒い所に手が届くものが数多く販売されていた。
SR乗りのアイドル・大河ちひろさんのブース。Tシャツやステッカーなどが目白押し!
こちらが大河ちひろさん(左下のおっさんじゃないよ! )。握手、サイン、写真撮影などに気軽に応じていて、その人気の高さにあらためてオドロキ。SRタイムズにもいつか出てほしいなー。
※ちなみに左下の方は「おっさん」なんて言ったら失礼。この人は造形社の岸澤さん。SRミーティング実行委員で、SR乗りにとってはとってもありがたい人なのです!!
主催の「SRミーティング実行委員会」ブースでは朝からTシャツを買い求める人で長蛇の列! やっぱイベントに行ったらTシャツは欲しくなるものですな!
これだけのSRが集まるのは、世界広しといえどもデイトナのSRミーティングだけ!! 今から来年が楽しみだー!
SNSで知り合ったSR乗り同士で親睦を深めたり、お買い物を楽しんだり。ほかにも各ショップやメーカー担当者と話すチャンスでもあるので、今回「SRミーティング2018」に参加できなかった人は、来年ぜひ行ってみてほしい! 友人を作るチャンスもあるし、自身のカスタムの参考にもなりますよ!