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カスタムマシン
2021.11.04

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.204

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.204


取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
写真:編集部 文:佐賀山敏行

※2016年12月28日の記事を再編集しました。

横浜ホットロッドカスタムショー2016で「ベスト・オブ・ドメスティック」を受賞!!

2016年12月に開催された横浜ホットロッドカスタムショーにて、キャンディーモーターサイクルラボラトリーが製作したSR400が、国産バイクNo.1である「ベスト・オブ・ドメスティック」を受賞した。ここでは、その詳細を見ていこう。

マシンをひと目見て分かるとおり、フォルムはシングルエンジンを活かしきったスリムなチョッパー。すでに純正の面影はまったくないのだが、それでも同店の卓越したセンスにより、車体バランスはみごとのひと言。見どころはまさに、「車体すべて」といえる。

なかでも目を惹くのはやはり、リア周り。リジッドフレームかと思いきや、ソフテイル加工が施されており、リアサスペンションはビレットタイプをシート下に設置。ちなみにこのサスペンションは、ワンオフで作られたガーターフォークにも同じものが使用されている。こういった細かな配慮が、マシンに高い統一感をもたらすのである。

フロントホイールはホンダのトライアルマシン・TLM220を流用して21インチ化。リアホイールはSR純正フロントリムを流用することで、18インチのままながらも、ストックよりもスリムな車体を実現している。ほかにもハンドルバーやエキパイ、シートにステップと、ありとあらゆるパーツがワンオフで作られており、まさに唯一無二!

ミニバイクからハーレーまで、数々のカスタムマシンが展示された日本最大級のカスタムショーにおいてひときわ目を惹くドメスティックチョッパーを作り上げたキャンディーモーターサイクルラボラトリーに、あらためて賛辞を送りたい。

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