かねてから噂されていた「SR400の生産終了」が、ついに現実のものとなってしまった。
ヤマハ発動機株式会社は、3月15日よりSR400 Final Edition、SR400 Final Edition Limitedを発売すると発表した。
そう、「Final Edition」の名が示すとおり、SR400はこのモデルをもって、生産終了となる。これまで何度も生産終了を発表しつつも、フロントディスクブレーキを装備したり、FIを搭載したり、はたまた環境性能を向上させて復活してきたSRだが、いよいよこのモデルでもって復活はなし……本当の最終モデルとなる模様だ。
なお、Final Editionのカラーリングは2パターン。「これぞSR!」といったグラフィックパターンにFinal Edition独自の配色を落とし込んだ「ダークグレー」と、シンプルながらも深い色味が秀逸な「ブルー」だ。
ダークグレーメタリックN(ダークグレー)
ダルパープリッシュブルーメタリック(ブルー)
またSR400 Final Edition Limitedは、これまでの周年限定モデル同様、燃料タンクに職人の手作業を施したサンバースト塗装を採用。カラーリングは最後に相応しいシックでありながら豪華さも併せ持つ「ブラック」だ。
ほかにはシリアルナンバー入り電鋳エンブレム、真鍮製音叉エンブレム、本革調シート、新色アルマイトのホイールリム、“Final Edition”を記した黒い文字盤のメーターなどを採用し、ラストに相応しい仕様となっている。
ブラックサンバースト塗装は、職人による手作業。音叉エンブレムは真鍮製だ。
サイドカバーにはシリアルナンバー入り電鋳エンブレムを装着する。
シートは本革調。高級感をアップさせる。
ホイールリムは外装に見あったカラーリングにアルマイト処理されたもの。足もとをグッと引き締める。
メーターの文字盤はブラックを採用し、タコメーターには「Final Edition」の文字を配する。
次のページで、あらためて全カラーを紹介したい。