写真 : 編集部
文 : 佐賀山 敏行
自宅にはデイトナバイクガレージがあるのだが、普段の足としてバイクに乗る身としてはすぐに乗れる状態にしておきたい。
そのため、3台ある愛車(SR400“エブサン号”、SR400“Rural Racer”、XR BAJA)のうち、だいたい1~2台は外に出していて、いつでも走り出せる状況にしているのだ。
そんなわけでバイクカバーは必須のアイテム。最近ではアマゾンなので安いものがたくさん出回っているが、安いもので本来の目的……雨や紫外線からバイクを守ることが果たさなければ、買う意味がない。
というわけで、以前からバイクカバーへの出費は惜しまない。今まで使っていたのはワイズギアの一番いいやつ(廃盤で、名称は忘れたw)。
ただ、これも3~4年ほど使っているため、すでに撥水性は皆無。縫い目から雨水が染み出ししまい、紫外線による劣化でちょっと引っ掛けると破れそう。
しかも、もともとSR400用として購入したのでXR BAJAだと微妙に小さい。ご覧のようにフロントホイールの下1/3ほどが出てしまうのだ。
これだとフロントホイールに雨も当たるし、紫外線も降り注ぐ。しかも、バイクカバーの利点のひとつに「車種の特定を防ぐ」という点があるが、これだと車種が丸わかり……ということは流石にないとは思うが……不恰好であることはたしかだ。
というわけで、XR BAJAでもすっぽり入る(つまりSRも余裕で入る)バイクカバーに買い替えることにした。
購入したのは、デイトナの「ブラックカバー ウォーターレジスタンス ライト」。耐水圧20,000mmを実現した、雨に強いバイクカバーだ。ちなみに耐水圧は一般的な傘が500mm、レインウェアが10,000mmとのこと。高い性能に期待が高まる。
収納袋が付属しているのも嬉しいポイントだ。カバーを外したあとの一時保管で、意外と場所を取るのだが、これならコンパクトに収納できそう。
ロックチェーンを通す穴は、フロント側が赤……
リア側が黄色になっていて、カバーを被す際にひと目でわかるのが高ポイントだ。
裾を絞るためのロープは後ろ側でのみ調整可能。できればフロント側でも調整できるようにしてほしかった。
耐熱シートが付属している。マフラーの当たる場所に接着すれば、帰宅直後のまだマフラーが熱いときにもカバーをかけることができる。
ただ、それでも被せている最中にマフラーがシート接着箇所以外に触れる可能性もあるし、XR BAJAとSRではマフラーの位置が全然違う! ……というわけで、僕は基本的にはマフラーが完全に冷めてからカバーをかけるので、耐熱シートは使わない。
駐車場所と自宅が離れている方にはありがたい装備といえよう。
さて、実際にXR BAJAにカバーをかけてみる。サイズはバッチリだ!
ミラーが当たるあたり……つまり、カバーの一番高い箇所に通気用の穴を装備。蒸れにくくなっている。
ただし、いくら通気穴があっても、雨のあとは地面からの湿気でカバー内は蒸れやすい。雨のあとの晴れの日には、カバーを外すのはバイクカバー運用の鉄則だ。
カバーの中央付近には飛散防止用のロープがある。左右どちらからでも留められるのは嬉しいポイントである。
盗難防止ロックをカバーの上から通す。ロックをアピールすることで盗難抑止効果が高まり、カバーがめくれるのも防止してくれる。
カバーをかけて、撮影を終えたら、なんと(恵みの!?)雨! 新しいカバーの効果やいかに?
しっかり雨を弾いている! これで当分の間は安心だ。
バイクを良い状態で長く乗るためにはバイクカバーは必須! なかでも良いものを選んで使いたいものである。
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