「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

カスタムマシン
2017.10.30

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.091【再掲載】

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.091【再掲載】

091
取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
※2015年1月14日の記事を再編集しました。

 

独自のセンスを注入したロー&ロング・カフェレーサー!

低く長いシルエットだけを見れば、このマシンはチョッパーなのかと思うだろう。しかし、製作を担当したキャンディMCラボラトリー曰く「カフェレーサー」とのこと。まったく自由な発想で作られたこのカフェレーサーの、その詳細を見ていこう。

カフェレーサーとはつまり、広義でいえばストリートレーサーである。街中を猛スピードで駆け抜ける、いわば不良の乗り物であり、速さことが命! そういう目線で見れば、たしかにこのマシンはカフェレーサーだといえるだろう。シートレールを大きくドロップさせてはいるが、ハンドルバーはセパレートハンドルであり、ブレーキはブレンボキャリパーでリアサスペンションはナイトロン特注、そしてエンジンは534ccにスープアップし、キャブレターはFCR。極太ホイールも相まって、このマシンが何よりも「スピード」を重視していることは明白だ。

カスタムとは他人とは異なるスタイルを目指してオリジナリティを追求するもの。その点では本来、ジャンル分けというものはナンセンスだといえる。「これはカフェレーサーだ」「カフェレーサーではない」なんて言うのは、じつに不毛なことである。だからこそ、このマシンを目の前にして言えることはひとつだけ……「じつにCOOLな1台」……それだけである。

091a
ハンドルバーはデイトナ製。同じくデイトナ製ビンテージトップブリッジと相まって、シンプルかつ美しいハンドル周りを見せている。

 

091b
ブレンボ製キャリパーはブラックで、精悍な足もとを演出する。

 

091c
エンジンは534ccにスープアップ。ブラックFCRも◎!

 

091d
シートレールをドロップ加工し、ホールド性の高いシートをワンオフで製作。

 

091e
スイングアームはワンオフで、100mmロング。ワンオフマフラーがマッシブだ!

 

091f
スピードメーターはACEWELL製デジタル。フォークキャップも注目のディテールだ。

 

091x

091y

Custom Spec
エキゾーストシステム:ワンオフ/キャブレター:FCRφ41BLK/ヘッドライト:5.5BLK/テールランプ:LED/ワンオフサイドナンバーステー/ハンドルバー:デイトナ製アルミセパハン/トップブリッジ:デイトナ製ビンテージトップブリッジ/スピードメーター:ACEWELL/フロントブレーキキャリパー:ブレンボ製4POTキャスティングBLK/フロントディスクローター:サンスター製プレミアムレーシング/フロントマスターシリンダー:グリメカ/シート::ワンオフ/ステップ:ボアエース製バックステップ・ブラックアルマイト加工/フューエルタンク:純正タンクナロー&チョップ加工/フロントフェンダー:ダブルエム製アルミフェンダー:リアフェンダー:フラットフェンダー/電装ボックス:ワンオフ/フロントフォーク:純正ローダウン加工/リアサスペンション:ナイトロン特注サス/スイングアーム:ワンオフロンスイ100mm/フロントホイール:DIDアルミ3.5J-17インチ/リアホイール:DIDアルミ4.0J-17インチ/前後タイヤ:ダンロップ/カムシャフト:ヨシムラジャパンST-1/ピストン:SOHC製φ90/クランク:SR500純正/シートレールドロップ加工/フレーム各部スムージング/ペインター:CANDY横山 ……etc.

RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook