取材協力・写真提供:グリードモーターサイクル
文:佐賀山敏行
※2016年5月31日の記事を再編集しました。
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いま、SRカスタムのなかでも流行を見せているのがスクランブラーやビンテージモロクロッサーをイメージしたカスタム。最近ではスタイリングだけでなく、本格的なダートを走れるようにモディファイされたモデルも少なくない。グリードが製作したのも、まさにそんな1台である。
フレームには大きな加工は施さず、フロント周りはビンテージオフローダーから流用。それに合わせてリアサスペンションも長めのものを採用し、当然ながら前後タイヤはブロックタイプを採用。これによってモトクロスコースをガンガン走ることができるという。
もちろんスタイリングにもこだわっており、フューエルタンクや前後フェンダーは他車種から流用。シートはワンオフで、雰囲気をおおいに高めている。写真はレーサー仕様だが、保安部品をつければ公道を走ることができるのも特筆すべきポイントだ。
XT500を祖に持つSR400だからこそ似合うスタイル。まさにSRカスタムの本領発揮といったところか。