取材協力:メイドバイスリーティー モーターサイクルズ
写真:編集部 文:小川伸晃
※2017年11月22日の記事を再編集しました。
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サンフランシスコのアウトローバイカーが渋滞した道路を軽快にすり抜けることを目的に生まれたカスタムスタイルが「フリスコ」。幅が狭いハイポジションのハンドルにミッドコンステップ、そして短くチョップされたフェンダーなどが大きな特徴だ。ここで紹介するメイドバイスリーティー製作のSRは、そんなフリスコの特徴を踏まえつつも、巷によくあるフリスコにはおさまらないオリジナリティあふれる1台に仕上がっている。
真っ先に目を引くのが、スタイリングの要であるフューエルタンクだ。フリスコらしいナローな形状に、ド派手なサイケデリックペイントが施されており、見る者に強烈なインパクトを与えている。また、フリスコスタイルにおいてマフラーといえばショート菅が主流だが、こちらのSRはド迫力のカチ上げ!同じく、高くそびえ立つシッシーバーなど、アクの強い個性的なパーツを随所で使用している。こういったパーツ構成のみを見れば、ともすればハードなイメージに転びがちだが、フレームの加工及びペイントや、シートやグリップに効果的に白を使うことでうまくバランスをとり、まさに「やんちゃ」という言葉がぴったりなマシンとなっている。さらにエンジンは423ccにスープアップされ、キャブはFCRと、走行面でも抜かりはない。
既存のスタイルにとらわれない自由な発想と確かなセンスで、新たなフリスコスタイルとも呼ぶべき1台を作り上げたメイドバイスリーティー。同店の今後からますます目が離せない。