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カスタムマシン
2022.09.24

Wedge Motorcycle/1995 YAMAHA SR400/No.321

取材協力 : ウェッジモーターサイクル

写真 : 編集部  

文 : 佐賀山敏行

Wedge Motorcycle/1995 YAMAHA SR400/No.321


※2022年1月9日の記事を再編集しました。

人気の1JRをレストア兼フルカスタム

前後ドラムブレーキを採用したSR400(1JR)は、カスタムベースとしても人気が高い。しかし、モデルチェンジからすでに20年以上が経ち、近年では極端に程度の良い個体が減っているという。

そこで、レストアをかねて自分好みのスタイルにカスタムするのはいかがだろう? 東京都八王子市に拠点を置くウェッジモーターサイクルによる1台は、まさにそんなマシンである。

純正スタイルを大きく崩すようなモディファイはあえておこなわず、SRらしさを維持しつつ、スクランブラーっぽさを演出したウェッジらしい軽快な1台は、エンジンのオーバーホールはもちろん、フレームやホイールリム、ハブなど、そのすべてをリペイント。新車以上のクオリティとなっている。

カスタムベースとして高人気だからこそ、バシッとレストアを施して珠玉のカスタムマシンへと昇華させる……SRカスタムもいよいよ次のステージに入ったようだ。

[Detail]


ボトムマウントタイプのコンパクトなヘッドライトでストリートテイストの高いフロントビューを製作。ウインカーはフレームマウントとすることで、シンプルさを演出している。

 


ハンドル周りも極めてシンプルなものとなっている。アップすぎず、低すぎず、ごく自然なライディングポジションが予想される。

 


初期型ナロータンクに、て同店によるペイントを施す。派手すぎない、しかししっかりと存在感のあるカラーリング&デザインは流石。

 


シートレールにはループ加工を施し、コンパクトなワンオフシートを搭載。ストリートカスタムのルールに則ったディテールだ。

 


純正ホイールにはパウダーコートを施し、スタンダードとは異なる雰囲気を醸し出す。外装と同じく、派手さはないが存在感はしっかり醸すディテールである。

 


エンジンは純正ながら、オーバーホールを施し、リペイント済み。カバー類にはポリッシュがかけられ、新車以上のクオリティとなっている。

 


リアフェンダーはワンオフ。スモールテールが違和感なく収まる。

 


IKONサスがシンプルな車体にマッチする。走行性能とルックスを両立させた良品だ。

[Custom Spec]


エキゾーストパイプ:ワンオフ/サイレンサー:ワンオフ/キャブレター:KEIHIN FCR/エアクリーナー:K&N/テールランプ:スモールテール/スモールバレットウインカー/ワンオフ電装プレート/初期型ポスト/トップブリッジ キーシリンダー移設/スピードメーター:電気式/ハンドル:ミニスイッチ埋め込み・配線中通し加工/フロントブレーキパネル/シート:ワンオフ/フューエルタンク:初期型ナロータンク/フロントフェンダー:スタビライザー/リアフェンダー:ワンオフ/フロントフォーク:ローダウン加工/リアサスペンション:IKON/前後ホイール:純正・パウダーコート処理/前後タイヤ:DUNROP/エンジンO/H ペイント/エンジンカバー類ポリッシュ/リアループフレーム加工/フレームスムージング/ペインター:Wedge ……etc.

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