「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

カスタムマシン
2021.12.12

The SR Times/1993 YAMAHA SR400 “Rural Racer”/No.320

The SR Times/1993 YAMAHA SR400 “Rural Racer”/No.320

取材協力:エムアンドエムズモーターサイクルナインゲート
写真:井上 演 文:佐賀山敏行

――

この10年の進化の果てをあらためて紹介!

ここに紹介するのは、当サイト読者であれば、おそらくご存知であろう僕(当サイト編集長・SAGAYAN)の愛車。2台あるSR400のうち、1号機である“Rural Racer”だ。2010年にM&M’sモーターサイクルで購入し、2011年に当サイトで紹介しているのだが、あれからいろいろと追加カスタムを施し、今に至る。

10年前から基本コンセプトは変えていないのだが、それでも当時とは大きく変わった部分も多いので、今回、あらためて紹介させていただく。

まず、大きく変わったのはエンジンだ。フルオーバーホールをきっかけに、シリンダーを井上ボーリングのアルミメッキシリンダー「ICBM®」に換装。これからも末長く乗るためにも、高耐久の同製品には期待大である。

そして、クランクシャフトには同じく井上ボーリングの軽量斧型クランクType2。約7.6kgの純正クランクが約5kgに軽量化された効果は大きく、ハイカムやCRキャブも相まって、8000回転以上も回るエンジンに仕上がった。

ちなみに、最高出力は後輪で32PSを超えている。

排気量は399ccのままで、この高回転・高出力エンジンは「楽しい!」のひとこと。古い空冷2ストロークエンジンのような、荒々しさを放ちながら回っていくエンジンフィーリングがたまらない。

フューエルタンクやシートなどは11年前から変わっていないが、ハンドルバーはドラッグタイプからコンチハンドルにチェンジ。上半身はややラクになったが、代わりに(?)、ステップは純正バックステップからgloss製に変更し、下半身のポジションは少しだけレーシー度を増した。

フロントフォークはもともとは1.5cm突き出していたが、純正比3cmローダウンのショートスプリングを装備することで突き出し量はゼロに。マシンシルエットは変わっていないが、ステム周りのスッキリ感はアップ。リアサスペンションは純正をベースにスプリングをハイパープロに換装することで、走りの質を高めている。

ちなみにエンジンOHやキャブレター、前後サスなどのセッティングは、ハイパフォーマンスカスタムを得意とするナインゲートが担当。FRP外装による超軽量車体もあって、素晴らしい性能を発揮するマシンへ昇華した。

スタイリングはオーナー(つまり僕)の理想のものなので、納車時からほとんど変わっていない。この10年で、エンジンや吸気、ライディングポジションを見直すことで、さらに僕の理想とするマシンに近づいた。

ただし、カスタムに終わりはないとはよく言われること。おそらくRural Racerも、基本コンセプトは変えずに、これからも細かな進化を続けていくのだろう。

RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook