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編集日記
2022.03.31

【再掲載】僕が『The SR Times』をはじめたワケ【リニューアル記念】

【再掲載】僕が『The SR Times』をはじめたワケ【リニューアル記念】
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僕が編集長および編集統括を担当した2冊のSR専門誌。

既報通り、2022年4月1日に『The SR Times』と『MOTO TIMES』は『モトタイムズ』として完全統合し、リニューアルいたします。それを記念して、編集長・佐賀山敏行が『The SR Times』をはじめた理由を記したコラム記事を再掲載いたします。
これからは『モトタイムズ』をどうぞよろしくお願いいたします。
※以下の記事は2016年5月に掲載されたものを再編集したものです。

雑誌でもいい、ウェブでもいい。自分が本当に納得できるメディアを作りたかった。

おかげさまで最近では当サイトの知名度も上がり、イベントなどでもたくさんの方に「SRタイムズ見てます!」とか「スナップに出たかった!」なんて言ってもらえるようになりました。そうすると、けっこうな頻度で聞かれるのが「SRタイムズって、いつからやってるんですか?」ということ。そこで今回は、僕が「The SR Times(SRタイムズ)」をはじめることになったキッカケと理由、そして自己紹介というか……僕のSR遍歴なんかを、ちょこっと紹介したいと思います。

SRタイムズがスタートしたのは、2011年8月。サイトの過去記事を遡ると、一番古い記事は2012年11月になっているのですが、じつはその前の1年3ヶ月ほどのあいだ、「http://sr400times.info/」というURLで運営していたのです。その頃のSRタイムズを知っている人は、かなりマニアックなファンだといえるでしょうね。なにしろ、その頃のアクセス数といえば、もう……(苦笑)。
※現在は前URLのログをもとに、日付を当時のものに変更しています。

では、どうして2011年8月にSRタイムズをはじめることになったのか? それを説明するには、さらにその前……編集長である僕の経歴を説明しなければなりません。……といっても、僕個人のことをつらつらと書いても、誰も興味がないだろうから、思いっきり端折りますね!

僕の本職は、現在は編集プロダクション「一間堂」を運営するフリーエディター。そしてその前は、じつはSRフリークにはおなじみの「カスタムバーニング」編集部に在籍していたのです。ちなみに、カスタムバーニング別冊「SRオンリー」VOL.2は僕が編集長を務めました。その後、独立してフリーエディターに。いまでは「モトチャンプ」や「グーバイク」、ウェブマガジン「@DIME」など、バイク誌・一般誌、紙媒体・WEB媒体を問わず、さまざまなメディアの編集・執筆を担当しています。

そして2010年はじめ、ぶんか社発行のMOOK「SR CUSTOMS」で編集統括を担当。フリーランスとなって久しぶりに雑誌を1冊、しかもSRに特化したものを作ったことで、あらためて「SRの楽しさ」・「媒体を自分で作り上げる充実感」を感じたのです。

だけど、会社員として編集長を務めたり、出版社からの依頼を受けて作るのは、いろいろと制約があるもの。もちろん仕事なので、それはそれで仕方がないし、いろんな意見があって当然なのですが……やっぱり自分が一番大好きなSRというバイクを題材に媒体を作るなら、「自分が好きなように、納得のいくものを作りたい!!」 ……そう強く思うようになったのです。

しかし、フリーエディターの僕が自己資金で雑誌を作るなんてとてもできない。しかも当時はすでに、情報メディアの中心は雑誌からウェブへ移りつつあった。そこで考えたのが、「ウェブの勉強をしつつ、SR専門メディアを作れば、まさに一石二鳥!」。そう、将来に備えたスキルアップをしつつ、自分の好きなメディアを作ろうと、2011年8月、「The SR Times(SRタイムズ)」を立ち上げたのです。

最初はウェブの仕組みがよく分からず、……というか今も分かっていないのですが……SEO対策もほとんどできないまま、いまに至り(苦笑)、なんとかここまでやってきました!

これからもSR好きが作るSR専門メディア「The SR Times(SRタイムズ)」は、読者の皆さんとともにSRの発展を応援していくつもりです。なにとぞ、よろしくお願いいたします、ね!

 

ここからは、僕のSR遍歴をちょこっとだけ紹介させていただきます!
X-SR525
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人生ではじめて所有したSR。ベースは500で排気量を525ccにアップしたアメリカンカフェレーサー。ちなみに現オーナーは元カスタムバーニング副編集長で、最近ではSRミーティング・じゃんけん大会の司会でおなじみのワダッチ。ちなみにちなみに、僕の前のオーナーはカスタムバーニング初代編集長・菅原さん。初代オーナーから現在まで、基本的なスタイルは崩さずに、だけど、それぞれがちょっとずつカスタムを加えている1台なのです。
ちなみにこのマシンでSRにハマった僕は、同時期に純正ルックのSR500も所有していました(残念ながら写真はなし)。
※写真はワダッチ運営のウェブサイト「SRまにあっくす」より拝借。

Estoy Contento
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人生3台目のSRがコチラ。エンジンと足周りをスラクストン、外装をモトショップ五郎が手がけた贅沢なハイパフォーマンストラッカー。カスタムバーニング2008年2月号くらいから2009年2月号まで連載していたので、知っている人も多いハズ(?)。

Rural Racer
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4台目のSRは「SR CUSTOMS」取材中、M&M’s motorcycleで一目惚れして衝動買い。当サイトによく出てくることから分かる通り、現在も所有している1台です。圧倒的な軽さと気軽さがお気に入り。M&M’sが得意とするダートスタイルを基調にしながら、アメリカンカフェにカスタムし直してもらいました。今年から来年に掛けて、足周りとエンジンをリファインする予定。←フロントスプリングはリファイン済み。そしてエンジンは今回のムック「The SR Times vol.1」でフルオーバーホール!

Everyday☆SUNDAY
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5台目のSRは、2015年1月に新車で購入したエブサン号(当時はSRタイムズ号)。僕の普段の足として、取材に買い物にと、シーンを選ばず大活躍してくれています。今後も乗りやすさを重視したカスタムを施していく予定!!

写真がないので掲載できなかったが、このほかにX-SR525と同時期に純正スタイル・ノーマルナロータンク・初期型キャストホイールを装着したSR500も所有していた。

著者プロフィール
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SRタイムズ編集長
佐賀山 敏行(さがやま としゆき)

「意外と若い!」と驚かれる昭和50年生まれ。18歳のとき、漫画「キリン」に感化されて中型限定自動二輪免許を取得。そんなわけで、はじめてのバイクはスズキ・GSX250Sカタナ! 19歳で限定解除したあとは、ホンダ・CB750F(B)、ジレラ・サトゥルーノ500TT-4、ホンダ・CB750FOUR(K2)、カワサキ・GPZ1000RX、ヤマハ・セロー225WE、H-D・FXRなど、20台以上を乗り継いだ。だからこそ、「いろいろ乗ったけど、SRが一番!」と、胸を張って言えるんです(笑)。

 

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