取材協力:ナインゲート
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2020年6月2日の記事を再編集しました。
スマホをナビ代わりにして使っているのだが、当然、電池の減りが気になってしまう。常にモバイルバッテリーを持ち歩いているので、ちょっと遠くに出かけるときは、あらかじめカバンにしまってあるモバイルバッテリーをポケットに入れ、コードをスマホに繋ぐのだが、これだって、いちいちカバンの中からバッテリーを取り出すのがめんどください。しかも、つい忘れてコードをつないだままバイクから降りようとすると、コードが引っ張られて、あやうくスマホホルダーからスマホが落ちそうになったり……。ともかく不満だらけ。
そんなわけで、USBチャージャーを購入した。
こだわったのはサイズ。SRは「シンプルだからこそ美しい」と思っている僕にとって、ゴチャゴチャしたハンドル周りはNG。ETCのアンテナも左ミラーにステーを作ってもらって、ハンドルスイッチと同化したようにしてマウントさせている。
まあ、スマホホルダーが目立つのは仕方ないとして(これも普段は取り外している)、USBチャージャーは装着しっぱなしになるので、やっぱり目立たせなくない。
そこで選んだのはデイトナだ。装着はすっかりおなじみ、ナインゲート・細井さんにお願いすることに。
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電源をどころから取るか……とりあえず、ヘッドライトを外し、配線をチェックしてみる。
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ヘッドライトは右下と左下にあるプラスビスを外せばOK。ヘッドライトカバーの中に配線がみっちりと詰まっている。
ちなみに上部にある黒くて大きいカプラーはグリップヒーター。
グリップヒーターの電源はメーターランプから取っているので、今回それは使えない。
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というわけで、他に電源に使えそうな配線を探す。
「うーん、フロントブレーキのスイッチが無難かな……」と細井さん。
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テスターでチェックしたのち、ブレーキスイッチの配線に、USBチャージャーを割り込ませるための加工を施す。
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アース(マイナス)はグリップヒーターと同じところに配線を入れる。マイナス側はボディーアースとなっていて、車体に電流を逃すだけなので、グリップヒーターと同じ場所でも問題はないというわけだ。
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さて、装着するUSBチャージャーはコチラ!
DAYTONA
バイク専用電源 メインキー連動 USB1ポート(USB5V2.4A)
メーカー品番:99502
価格:3000円(税抜)