写真:井上 演 文:佐賀山敏行
※2020年7月31日の記事を再編集しました。
僕がいま所有しているSRは2台。そのうち、本記事に登場する2014年式SR400・エブサン号はいろいろイジってはあるのだけれど、純正スタイルを保つことで乗りやすさを最大限に考慮。毎日の通勤から年に数回のツーリングまで、いつでもどこにでも気軽に出かけられることをコンセプトにしている。
つまり、快適に乗りやすく……。
そして今期、僕はエブサン号に2つのカスタムパーツを追加した。
ひとつがスペシャルパーツ忠男のエキゾーストパイプ「パワーボックス」。そしてもうひとつが、K&Hの「純正カウル対応ダブルシート Bステッチ」だ。
一般的にマフラーもシートも、マシンの見た目を大きく変えるカスタムパーツである。しかし、パワーボックスは純正サイレンサーにも対応するエキパイだし、ダブルシートは純正カウルに対応したもの……正直言って、スタイリングが大きく変わるものではない。
しかし、このマシンのカスタムコンセプトのひとつである「乗りやすさ」や「快適性」はおおいにアップしたはず。だが、写真をお見せするだけでは、その良さは伝わらない……。
ならば! 実際に走って走って走りまくり、その乗り心地をお伝えするしかないではないかぁ!!
というわけで、当サイトでおなじみのSR乗りカメラマン・井上ヒロムさんとともに東京~新潟日帰りツーリングを敢行。
関越道・高坂SAで集合した僕たちはそのまま北へ進む。藤岡JCTで上信越道に入り、世界遺産「富岡製糸場」でおなじみの富岡や、みんな大好き軽井沢を過ぎていく。さらに真田幸村の上田を超え、長野道に合流。ずんずんずんずん北上し、上越高田ICで高速を降りる。
朝6時半に集合したが、この時すでにお昼前……。昼飯に行っても良かったのだが、やっぱりまずは日本海を見たいよね!! というわけで、海を目指す!
で到着したのが上の写真。
太平洋もいいけれど、やっぱり40歳を過ぎたら日本海だよねー!
で、海を見られたので大満足。お昼ご飯はやっぱり海鮮!
僕らが選んだのは「さかなや魚勢」が運営する「お食事処きすや」。
この日は早朝から頑張ったからね! 2500円(税抜)の「豪華海鮮丼」をいただきました!!
お腹もいっぱいになったところで、ツーリングらしい観光地巡りもしておきたい(せっかく新潟まで来たんだし!!)。
で、歴史・戦国大好きおじさんの僕が選んだのが……
上杉謙信公を祀る「春日山神社」。
日露戦争の英雄・東郷平八郎元帥の書もあって、かなり感動! その右側にある謙信公の彫り物は、よく見る肖像画をベースにしたもの。。。誰が彫ったのかは不明。
上杉謙信公の銅像……男前。そしてデカイ。
春日山神社はもともと、謙信公の拠点「春日山城」があったところ。つまり、この眺めを謙信公も見ていたということ……うーん、感慨深い。