2%er ハンドルロック ウェルドオンキット
¥4,500(税込)
アンダーステムとネック下にそれぞれ溶接することで、愛車にハンドルロックを装備! 目立たず、それでいて使い勝手の良い場所なので、チョッパーやトラッカーなど、シンプルなカスタムにもぴったり。車検もクリアするのが嬉しいポイントだ!
材質:プレート/パイプ=スチール製無塗装、メインキー=スチール製シルバー仕上げ
スペアキーつき
問合せ:2%er
“何もない”のが魅力のRural Racerだけど、やっぱりハンドルロックは欲しい!!
今年1月にF.Iモデルの新車「SRタイムズ号」を購入して以来、そればっかりに乗っている僕ですが、2010年に購入した愛車「Rural Racer」も相変わらず所持しています。
そんな“第一の愛車”は、神奈川県座間市にあるM&M’sモーターサイクルが製作したアメリカン草レーサーをイメージした1台。外装の軽量化をはじめ、エアクリーナーボックス排除にバッテリーレス、さらに前後フェンダーもなければデコンプすらもない!! まさに“ないない”づくしの超軽量SRで、シンプルさがなによりの魅力となっている。当然ハンドル周りもシンプルにカスタムされていて、キーボックスも移設されている。だから、ハンドルロックも排除されているのだ。
だけどやっぱり、本音としてはハンドルロックくらいは欲しい!! ツーリング先など、ちょっとした駐車でU字ロックやチェーンロックをわざわざ掛けるのは面倒くさいし、だいたいこのマシンは積載性がゼロなので、持っていきたくない!! だからせめて、ハンドルロックは装備したいのだ!
……な〜んてことを常日頃思いつつも、実際は購入してから4年以上も放置していた。そして先日、いつものようにネットサーフィンをしていると、見つけました!! そう、2%erさんからリリースされた新製品こそが、今回装着する「ハンドルロック ウェルドオンキット」。ハンドル周りをカスタムするなどして、ハンドルロック機能がなくなってしまった車両にウェルドオン……つまり溶接することでハンドルロックが可能になるという商品である。
さっそく2%erさんで購入し、神奈川県海老名市にあるキャンディモーターサイクルラボラトリーさんで装着作業をお願いした。
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まずは実車にパーツを当てて、取付けイメージを確認。
ワイヤーや配線が作業の邪魔になることが判明した。
というわけで、クラッチワイヤーが邪魔なので取り外す。
作業をしてくれたのは、当サイトのエッセイでお馴染みの中村さんだ!
ネック下にはウインカーのカプラーもあるので、これまた取り外す。
パーツをもう一度車体に当てて、取付位置の確認をおこなう。マジックペンでマーキング!
小型のサンダーで、溶接する場所の塗装を剥ぐ。
ネック側の取り付け場所を再度確認。今度はネック下をマーキングする。
ネック下もアンダーステム同様、サンダーで塗装を剥ぐ。
電装パーツがショートしないよう、シート下にあるバッテリーレスキットの配線を外す。
溶接をおこなう前の必須項目である。
いよいよ「ハンドルロック ウェルドオンキット」を車体に溶接!!
パイプをネック下、キーボックスをアンダーステムに取り付ける。
ハンドルを切った状態で、実際にキーを回して確認する。
「うむ、問題ナシ!!」と、中村さんもこの笑顔!
バッテリーレスキットの配線を繋ぎ、シートを元に戻す。
溶接箇所が冷めたころを見計らい、塗装を剥いだ部分をレタッチ。錆び止めをおこなう。
クラッチワイヤーやウインカーの配線も元に戻して、作業は終了!
ネック下にあり、パーツ自体も小さいので目立たないが、防犯性はググっとアップ!!
ハンドルロックがないというSRユーザーに絶対オススメです!
嗚呼、憧れのハンドルロックがあるバイクライフ!
装着には溶接が必要なため、誰でもすぐに出来るわけではないが、プロにお願いすれば作業自体は30分〜1時間ほど。パーツ自体も小さくて目立たないのが嬉しい。SRに限らず、ハンドル周りをカスタムしていてハンドルロックができないマシンには絶対オススメだ!!
今回作業をしてくれたキャンディ中村さんによると、溶接によって車体に高熱を与えるため、ステム周りのグリスが飛ぶ可能性があるとのこと。気になる人は、装着後にグリスアップをおこなうことを推奨する。
なにかと不便だった(←まぁ、それが楽しかったりするんですが)我がRural Racer。その最大の不満点が解消されたのは嬉しい限り!! 明日はそんなRural Racerの現在の姿を、改めて紹介しますね!