商品の問い合わせ:デイトナ
取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
着々と地味〜にカスタムを進めている我がエブリデイ☆サンデー号(通称:エブサン号)。今回は、これまであえて手付かずだったエキゾーストマフラーに着手しました! チョイスしたのはデイトナの新作スリップオンマフラー!!/SAGAYAN
これまでハンドルにステップ、そしてフロントホイールにETCなど、純正スタイルを崩すことなく、見た目と乗り味、そして快適性をアップさせたカスタムを進めてきた我がエブサン号。今回はついにエキゾーストマフラーを交換することになった。
その前にまず、なぜ僕がこれまでマフラーを交換しなかったと疑問に思う読者もいるかもしれない。「普通、フロントホイールを19インチにする前に、マフラーいじらない?」なんて感想もチラホラ聞かれたとか、聞かれなかったとか(いや、実際には誰にも言われたことありません)。その答えはズバリ「静かなのが気に入っているから」。
エブサン号は普段の足として使っていて、プライベートでのツーリングや取材への移動バイクとしてはもちろん、毎日の通勤でも乗っている。それなのに爆音マフラーなんてつけていたら、仕事で夜遅くなった日なんて大変! とてもじゃないけど近所に子育て世代がたくさんいる我が家へは乗って帰れない。だけど正直、F.I.モデルの純正マフラーはごついヒートガードがついていて、ルックスはあまり好きではなかった。だから、いつか良いマフラーが出たら交換しようと思っていたのだ。
その「良いマフラー」が、上の動画で紹介している一品「デイトナ製スリップオンスリップオンメガホンタイプマフラー(3.5°UP)」である。その魅力は、なんといっても僕が必須としている静粛性。政府認証の車検対応マフラーで、アイドリング時はほとんど純正と変わらないほどの音量。それでいて鼓動感がしっかり伝わる歯切れの良い音質は、まさに僕の好みそのもの! 加速時にはうるさくない程度に元気良い音を響かせてくれるのも高ポイントだ。決して周りを威嚇しない、不快にさせないけれど、単気筒らしさをしっかり感じられるのは嬉しい限り。もちろん、スタイリングもお気に入り。オーソドックスなメガホンタイプは純正ルックのエブサン号にも違和感なし。それでいて3.5°アップという絶妙な角度がスポーティーな気分も盛り上げてくれる。
純正サイレンサーが7.1kgなのに対し、メガホンタイプマフラーはなんと2.4kg。エブサン号はフロントを19インチにしているので、おおらかなハンドリングになったのだが、寝かしこみが軽くなったことによって、再びヒラヒラとしたコーナリングを楽しめるようになった。アップした鼓動感も相まって、軽快なシングルバイクとしての楽しみが増したように感じる。
また、サイレンサーのみのスリップオンタイプなので、装着だって簡単だ。今回は先日開催された横浜ホットロッドカスタムショーで、みごと「ベスト・オブ・ドメスティック」を獲得したキャンディーモーターサイクルラボラトリーに取り付けをお願いした。早速、その手順を紹介していこう。
サイレンサーとエキパイをつなぐジョイント部のボルトを緩める。
サイレンサーと車体をつないでる部分を、ステーごと取り外す。純正ステーはメガホンタイプマフラーでも使用するのだ。
車体左側、タンデムステップステー下に、サイレンサーのチャンバーと車体をつなぐボルトを緩める。
純正サイレンサーを取り外す。
ここから取り付けスタート。まずは説明書を熟読するキャンディー・中村さん。
サンデーメカニックのなかには説明書を読まない人も意外と多いが、プロであっても(プロだからこそ?)、スリップオンマフラーとはいえ、はじめてつけるパーツの説明書はしっかりと読み込むものなのだ。皆さんもパーツの交換をするときは、必ず説明書を読んでくださいね!
純正ステーを純正サイレンサーから取り外す。
純正ステーを仮組みし、車体に合わせてボルト穴の位置を確認。
ステーのボルトを本締め。位置を固定する。
ステーを仮止め。まだ本締めしちゃダメですよ!
エキパイとのジョイント部を仮止め。
そのあと、ステーとジョイン部を交互に少しずつ締めていき、マフラーの装着作業は終了!
センタースタンドとマフラーの干渉防止のためには、センタースタンドストッパーが必要だ。
さきほど、チャンバーをつなげていたステーのシルバーの部分を取り外す。
これが取り外した状態。
センタースタンドストッパーを装着。ご覧の通り、センタースタンドを上げても、マフラーに当たらない!
最後はエンジンを掛けて、排気漏れがないかなどを確認。問題なければ作業はすべて完了!
BEFORE
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AFTER
短くなってスッキリした印象に変身。デザイン自体はオーソドックスなので、純正ルックのエブサン号にもよく似合っている。
BEFORE
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AFTER
短さに加えて、ちょっと跳ね上がっていて、じつにスタイリッシュ。軽快感も増している。
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