取材協力:スカルモーターサイクル
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2012年11月13日の記事を再編集しました。
独創的なアイデアや技術によって、これまでベースを問わずに数々のカスタムもマシンを発表してきたのが、広島県に居を構えるスカルモーターサイクル。SRの面影を留めないほどにカスタムされたこの1台もまた、同店を代表するマシンである。
SRカスタムにおいて一大ムーブメントを築いたチョッパーだが、スカルモーターサイクルが製作するのであれば、やはり定番のスタイルに落ち着くはずがない! この1台はフレームを大胆にモディファイし、リア回りはほぼその原型を留めていない。そして、注目したいのがリアサスペンションで、リンクを介し、シート下にマウント。1本化とすることで、スッキリしたルックスに加えて非常にコンパクトに仕上げることに成功している。
他にもフューエルタンクはまずフレームに土台となるカバーを製作し、その上にマウント。さらに意匠に凝ったヘッドライト回りなど、オールドスクールなシルエットながらも、その詳細を見るとスカルらしさにあふれたモディファイがそこかしこに加えられている。
技術と独創をなによりも大切にする同店の結晶が、ここにはある。