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2021年01月01日

TIN MACHINE motorcycle/1994 YAMAHA SR400/SR File.102


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取材協力:ティンマシンモーターサイクル
写真:編集部 文:佐賀山敏行

※2015年03月26日の記事を再編集しました。

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細かなこだわりによる車体の美しさは必見!

ティンマシン代表の高橋さんは自身も生粋のSRカフェレーサー乗り。その愛車は以前、当サイトでも2度に渡って紹介した。そんなこともあって、同店を訪れるお客さんはカフェレーサーをオーダーすることが多い。ここに紹介するのもそんな1台。シルエットこそ定番だが、その詳細を見ていくとやはり、並々ならぬこだわりが見えてくる。

まず外装に目をやると、フューエルタンクとシングルシートはスティンキー製。言わずもがな、カフェレーサーの名店による逸品だ。ちなみにスイングアームも同店のオリジナルパーツ。エンドのホースは当時のレーサーを模したものとのこと。ヘッドライトとテールランプはルーカスタイプでハンドルバーはマグラ。外しのないパーツチョイスでじつに美しいシルエットを作り上げている。

そして吸排気を見てみると、長く美しいエキパイは同店オリジナルで、サイレンサーも同じくオリジナル・リバースコーン。攻撃なカフェレーサーを作る場合は短いマフラーが多いが、こちらはあえて長くすることでジェントルな雰囲気を作り出している。キャブレターはFCRφ37を装着。510ccにスープアップされたエンジンと相まって、性能もアップしていることが分かる。もちろん足周りも強化済み。フロントキャリパーはニッシン製4ポッドで、ディスクローターはサンスター製φ320をチョイス。パフォーマンスはもちろんのこと、見た目にも十分にこだわっているのだ。当然ホイールもリムサイズを変更している。

……と、ここまで書くと、いかにこのマシンがルックスとパフォーマンスを考えて作られているかが分かるだろう。しかし、マシン全体が美しいフォルムを纏っているのは、決してパーツチョイスによるものだけではない。

例えばメーターステー。これはワンオフで製作したものだが、トップブリッジとツライチになるように設計されている。しかもトリップメーターにはツマミがあるため、わざわざステーを分割式にしており、それでいて分割のためのボルトは一切目立たない。シンプルだが、じつは非常に手の込んだものなのだ。

こうした考えた方はこのマシンには随所に見られ、定番のパーツでもそのマウントの仕方や位置など、ひとつひとつに気が配られている。その結果、じつに美しいシルエットとなっているのだ。

カフェレーサーとは本来、気高く、そして美しくなければならない……そのことを再認識させられる良作だ。

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