伊豆の名(迷?)所「怪しい少年少女博物館」の巨大モニュメント。明らかにシルエットはペンギンなのだが、タキシードを着た紳士の姿となっている…。
エディトリアルデザイナーでスポーツスター乗りのT先輩と2人で行く日帰り伊豆ツーリング。前編はお昼ご飯を食べるまでで、ここまでは非常にまったりしたものだったけれど…。
怪しい博物館巡りは
ぶっ通しで走るよりも疲れる!?
まずは到着したのは「まぼろし博覧会」。駐車場はだだっ広いんだけど、停まっているのはクルマ1台にバイク1台……しかもバイクはこの後もずうっと駐車したままだったので、おそらく従業員のものだと思われ……中は貸し切り状態だった。
で、この「まぼろし博覧会」はもともとは植物園だかなんだかをむりやり改装したようで、巨大な温室みたいなところにおそらくご利益なんて何もないであろう大仏や、モアイ像なんかがあったり。
また、違うゾーン(全部で3つのゾーンに分かれている)には昭和のアレコレがマネキンで妙なブラックユーモアを交えて再現していたり、またまた懐かしのレコードやポスター、おもちゃなんかがどこから集めたんだろう? っていうくらい大量に展示されてあったり……。
スゴいんだかスゴくないんだか、マジメなんだかふざけてるんだか、シュールというかなんというか……残念ながらボクの文章力と写真ではこの博物館のスゴさは伝えきれないです…。
そしてこの博物館のすごいところは、雰囲気が非日常すぎて、ものすごい疲れるということ。おそらく体のあちこちに不要な力を入れながら歩いていたんだな…。
そんなこんなで1時間ちょっと掛かってすべてを回ったあとはもうボクもT先輩もクタクタ。ぶっちゃけもうお腹いっぱい感はあったんですが、だけどここで帰るわけにはいかない! というわけで、次なる目的地「怪しい少年少女博物館」へ向かいましたよ。
ここは「まぼろし博覧会」をこじんまりとした感じで、疲れ具合はまだマシ(笑)。だけど、あのペンギン紳士のインパクトからすると、ちょっと拍子抜けかなぁ……いや、おそらく「まぼろし博覧会」に入る前に行っておけば、そんなことはなかったか…。
というわけで実際にみなさんが行くときは、「怪しい少年少女博物館」に行ってから「まぼろし博覧会」に行くことをオススメします。
こうして無事博物館巡りを終えたあとは、やっぱり伊豆! ということで地元のおっちゃんらが行く温泉というか公共浴場に入って、疲れを取って、さっぱりした状態へ家路へ。
海鮮丼食って、変な博物館で疲れて、温泉でサッパリ!!
走行距離は約300kmとそんなに多くはなかったけれど、充実した1日を過ごすことができましたー!
「まぼろし博覧会」
建物がでかい! そして建物内、向かって右手になにやら怪しい像が見えるのが分かりますか?
その正体がコレ! デカイし、なんなのか意味不明(笑)。他にもこのゾーンには、モアイ像とかエジプトや中国などの昔の服を着たマネキンなどが展示されていました。
巨大な像があったゾーンの次は「昭和の時代通り抜け」。ここが広くて、ゴチャゴチャしてて、展示物も多くて、ホントに疲れた!
建物に入る階段にも謎の巨大モニュメントが(笑)。ちなみにこれらが何を表わしているのかは、一切不明。
以上、「まぼろし博覧会」のメインともいえるのが、この「昭和の時代通り抜け」コーナー。入り口から気合いが違う!
ここからはもう説明しても仕方がないので、写真を一気にお見せします!
以上が「まぼろし博覧会」でした〜。
「怪しい少年少女博物館」
「怪しい少年少女博物館」は道路沿いに建てられた像こそインパクト大だが、建物自体はこじんまりとしたもの。
中も小物が多くてちょうど良い感じ。さきにこっちに入っておけば良かった(笑)。
これで博物館巡りは終了。お風呂を探しつつ、家路につく。
こじゃれた日帰り温泉なんかではなく、地元の漁師さんとかが入る地元の公衆浴場。天然温泉で入浴料は250円! シャワーもないし、浴槽もひとつしかないけど、そのシンプルさがなんだか良かった。
小田原厚木道路を経て、東名高速に合流。T先輩とは海老名SAで解散した。日帰りだったけど、濃いぃ1日で楽しかった。カスタムもいいけど、やっぱりバイクはツーリング! それを再認識した1日でした。