取材協力:カスタムバイクライト
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※ 2015年12月27日の記事を再編集しました。
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当サイト初登場となるカスタムバイクライトのチョッパー。シートレールを大胆に加工し、リジッドバーを装着したチョッパースタイルなのだが、それでいてなんとも自然な佇まいを見せている。
シート下のフレーム部は綺麗な三角形を描き、補強もバッチリ。これによってシルエットはコンパクトかつ美しいものへと変貌し、リジッドバーによってさらに車高を落とし、ハードな印象を高めている。
スポーツスタータンクやドラッグバー、ベーツライトなど、マシンのディテールは決して奇をてらったものではなく、むしろシンプルなもの。しかし、それらがまとまることで強い個性を発揮している。「カスタムで重要なのはバランス」とはよく言われることだが、このマシンはみごとにそれを体現しているといえるだろう。
そして、マットブラックとレッドをメインとしたカラーリングがホットロッドテイストを演出。マシンの個性をおおいに高めている。
フレームに大胆なモディファイを加えながらも、スタンダードなチョッパーとしての佇まいを見せるカスタムバイクライトによる1台……カスタムとは決して奇をてらうものではない。そのことを改めて教えてくれるマシンだ。