取材協力:バイク工房 グリーンティー
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2016年01月21日の記事を再編集しました。
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サンバースト外装と低く構えた印象的なグリーンティーによる1台。ベースとなったのは限定モデルではなく、1988年式SR500。外装はワイズギアによるもので、同店ではおなじみの70Sシートに換装。高級感とトラディショナルイメージを高めている。
しかし、やはりグリーンティーのマシンといえば絶妙な足回りと吸排気のセッティング! リアサスペンションはナイトロン×グリーンティーのオリジナルで、フロントブレーキはブレンボキャリパーで強化。さらにオリジナルエキゾーストによって、ハイパフォーマンスと現代的なルックスが与えられている……にも関わらず、決してクラシカル感を失っていないのは、流石だ。
ハンドルはコンドルバーなので低めだが、決して無理のあるライディングポジションではなく、これもまた絶妙。そして、左サイドに装着したサドルバッグが“旅感”をも増幅させる。
純正の良いところとカスタム感のバランスがなんとも秀逸。飽きずに長く乗れそうな1台だ。