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2016.10.25

Motorcycle’s BARN/2001 SR400/No.007【再掲載】

Motorcycle’s BARN/2001 SR400/No.007【再掲載】

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取材協力:モーターサイクルズ・バーン

 

完ぺきなシルエットと高品質なディテール
“SRチョッパー”という新たなジャンルの、ひとつの完成形

カフェーレーサーやトラッカーなど、さまざまなスタイルに変わることで多くのカスタムフリークに愛されてきたSR400/500というモデル。シンプルかつスタンダードなフォルムに加え、存在感のある空冷単気筒エンジンは走りの面白さだけでなく、そうしたカスタムの素材としても多くのライダーを満足させてきた。そして近年、SRの新たなカスタムスタイルとして定着したのがチョッパースタイルである。埼玉県川口市にあるモーターサイクルズ・バーンが製作したのは、そんなSRチョッパーの正統派スタイルともいうべき1台。

前後足周りを適度にローダウンさせ、シートレールを加工。これにより、純正SRとは大きく異なるチョッパーライクなシルエットが完成。さらにフロント21インチ、リアに16インチホイールを投入することによって、そのクオリティをさらに高めている。また、フロントにスポークホイール、リアにキャストホイールを装着することで、ガレージビルド的な雰囲気を演出している点も見逃せない。もちろん、細部に渡る完成度は決してガレージビルドのようなレベルではなく、その全てが美しく仕上げられているのはいうまでもない。とくにエキパイや電装ボックス、フューエルタンクなど、ワンオフで作られたパーツと車体とのバランスは絶妙。同店のセンスと技術が最も高く反映されているポイントとして必見である。

SRチョッパーが新たなストリートスタイルとして定着して数年。いまやその完成度は、ここまで高められている。
 

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モーターガレージグッズ製21インチホイールを装着。
タイヤはファイヤーストーン・レーシングで、オールドスクール感を醸し出す。

 

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同店オリジナルのダンディバーは純正ポストに装着可能。
コンパクトなSRチョッパーに最適な逸品である。

 

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マスタングタンクはワンオフで製作。ブラックアウトされた車体にグリーンフレークがよく映える。

 

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ソロシートはイージーライダース製レトロシート。
パイピングやスタッヅが、シンプルな車体シルエットを邪魔することなく個性を主張する。

 

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このマシンは、エンジンをはじめ、ハンドルやホイールリムなど、あらゆる箇所をブラックアウト。
精悍なイメージを高めているのだ。

 

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SRチョッパーに最適なライディングポジションを与えてくれるのが、同店オリジナルのアップステップ。
残念ながら、現在は廃盤とのこと。

 

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エキパイはステンレス製のワンオフで、サイレンサーにはトランペットタイプを装着。
絶妙な角度と長さでセットされている。

 

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XS250純正ホイールを流用し、リアは16インチ化。
キャストホイールとファイヤーストーン製リブタイヤの組み合わせが◎!

 

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Custom Spec
ハンドルバー:オリジナルダンディバー 12,600円/ヘッドライト:モーターガレージグッズ製トライアングル/スイングアーム5cm延長/シートレール加工/ダブルエム製フィン付タペットカバー/ダブルエム製フィン付ポイントカバー/ミニスイッチ埋め込み/フロントフォーク:5cmローダウン・ボトムケースブラック塗装&ステーカット/グリップ:キジマ製チョッパーグリップ/Rサス:イージーライダース製ショートサス etc.

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