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2017.06.22

山口輪業/YAMAHA SR400 “山口輪業 初号機Ver.400”/No.056【再掲載】

山口輪業/YAMAHA SR400 “山口輪業 初号機Ver.400”/No.056【再掲載】

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取材協力:山口輪業
※2013年7月11日の記事を再編集しました。

 

惚れたのはビルダーの愛車!
顧客の熱意がビルダーを動かした

カスタムビルダーには、当然ながら自身の愛車にフルカスタムを施している者も少なくない。しかもSRショップであれば、SR400/500が愛車というパターンも多いだろう。そしてそんな愛車にはビルダーのセンスと技術、そして時には実験的かつ革新的なアイデアが投入されているものもあり、それが顧客の心を大きく揺さぶることがあるのだ。

ここに紹介する1台は、もともとは山口輪業代表・山口大輔氏の愛車であった。ある日、同店を訪れた顧客がひと目惚れ。「どうしても欲しい!」という熱意に折れ、細部をリファインすることで安心して乗れる仕様に変更し、販売することになったという。「一生乗るつもりで可愛がっていたので、同仕様のレプリカ製作も考えました。だけど、そこまで気に入っていただけたのが嬉しくて、実機を販売することにしました」と山口氏。もともと534ccのエンジンを搭載し、そのパワーに耐えうるだけの車体周りとしていただけに、400ccエンジンでは不安は一切なし。低く構えた独特のシルエットによって、高い存在感を放っている。

自身の愛車に、自分以上に惚れ込む顧客がいる……ビルダー冥利につきる出来事だといえるだろう。

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フロントフォークは「鬼突き出し」。セパハンの角度にも注目したい。

 

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フューエルタンクはYB90用を加工して装着。純正を思わせるシックなペイントが、マシンに高いまとまりを与えている。

 

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モト工房ティーポB製オリジナルシングルシートをチョイス。カフェレーサー然としたシルエットとなっている。

 

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コワース製バックステップは機能美に溢れた逸品。セパハンとのポジションも絶妙だ。

 

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サイレンサーにはペイントプレイス製を選択。

 

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電装ボックスも同じくペイトンプレイス製。トラディショナルな雰囲気を演出する。

 

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Custom Spec
サイレンサー:ペイトンプレイス/ハンドルバー:φ35mmセパハン(某社試作品?)/ハンドルポスト:TZタイプ/スピードメーター:ライトケース埋め込み 汎用/シート:モト工房ティーポB製シングルシート/フューエルタンク:YB90加工流用/リアサスペンション:MGグッズ製280mm etc.

 

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