K&H代表の上山さん。おもに新商品開発を担っていて、その模様は同社のブログに詳しい。
K&H公式ブログ「血と汗と涙のシート製作記」
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ファクトリーではたくさんのシートベースを常備。セミオーダー制度などもあって同社製品はほぼ受注生産なのだが、それでもなるべく早い納期でユーザーの手元に届くようになっているのだ。
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同社のシートの命ともいえる発砲スポンジ。
実験として、カップのなかで発砲させてもらったのがコチラ。
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カップから取り出したスポンジ。このように、実際のシートも型のなかで発砲させることで一体成型となっているのだ。
基本的には発砲させたスポンジはそのまま使用し、カットなどをすることはないという。
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カットせずに一体成型そのままで使うことが、絶賛される座り心地を生む最大のポイント。
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その理由は断面を見れば一目瞭然。
スポンジの際と中で穴の大きさが違っているのがわかるだろうか。
この穴の大きさが、座り心地に関わる重要なポイントで、もしも成型後にスポンジを削ってしまったら、大きな穴が表面に出てきてしまう。すると座り心地も変わってしまうのだ。
それを避けるため、K&Hのシートはすべて各モデル専用の型で発砲させ、一体成型のまま使用しているのである。
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長かった工場見学もこれで終了!
こうしてこだわりぬいて生産されるシートは、カスタム派もツーリング派も、きっとすべてのSR乗りを満足させるに違いない。
ちなみに同社のシートはショップSRタイムズでも購入可能(セミオーダーは除く)。気になる人は、さらにウェブショップの方も覗いていって欲しい!
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