取材協力:ツーパーセンター
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2017年7月14日の記事を再編集しました。
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オールドトライアンフやアイアンスポーツスターがチョッパーのベースとして全盛だった60年代ごろのチョッパーをSRでみごとに再現するのが、ご存知2%ERである。ここに紹介するSRもまた、当時のアウトローたちが好んだであろうスタイリングをうまく作り上げている。
このマシンで注目したいのが、なんといってもリア周り。サスペンションが廃され、ハードテールスタイルとなっているのだが、これは同店オリジナル・ハードテールキットによるもの。スリムでコンパクトなSRの車体をさらに強調することに成功しているのだ。
さらにロングフロントフォークやデュアルヘッドライト、ワンオフのシートやシッシーバーも見どころだ。同店代表の山口さんは「ウチはB級チョッパー専門ではないんやけど」なんて苦笑いするが、しかし、このマシンの完成度を見れば、多くの媒体がそう謳ってしまうのも無理はない。SRチョッパーは日本に数多くあるが、2%ERのSRチョッパーは唯一無二……このスタイリングを作り出すセンスに脱帽だ。