取材協力:モーターサイクルズ・バーン
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2012年12月04日の記事を再編集しました。
国産アメリカンをメインにしながらも、SRチョッパーも精力的に製作するモーターサイクルズ・バーン。当然、ユーザーのニーズに応え、さまざまなディテールを持つカスタムを作るのだが、ここに紹介する1台は「ノーマルホイールを使用する」というオーダーに応えて作り上げられている。
同店が作り出すSRチョッパーはフロントは19インチもしくは21インチ、リアホイールは16インチ化が定石となっている。しかし、このマシンではあえて前後18インチの純正ホイールを使用。そのためシートレール加工などは施されているものの極端なローダウンを行わず、偏平率の高いファイヤーストーンタイヤを装着することで足回りのバランスを整え、チョッパーらしい雰囲気を演出している。
外装はもちろん、足回りなどすべてをイジったフルカスタムは当然魅力的だ。しかし、ユーザーの予算やオーダーに応じて、ビルダーが持てるセンスと技術を駆使してクールな1台を作り出す。それもまたカスタムの楽しみ……この1台こそ、そんなマシンだといえるだろう。