取材協力:エキセントリックモーターサイクル
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2013年05月31日の記事を再編集しました。
エキセントリックモーターサイクルが得意とするのが、SRやW650をベースにしたソフテイル化。国産アメリカンのスイングアームを流用したその仕上がりはまったく違和感がなく、完成度の高さに多くの注目をあつめている。
ここに紹介するのも同店が製作したソフテイル仕様の1台。フレームは前半分は純正のままで、リアを大きくモディファイ。バルカン純正スイングアームにドラッグスター純正リアサスペンションを組み合わせることで、チョッパー然としたシルエットと快適な乗り心地を両立させているのだ。
また、このマシンはガレージチョッパーをイメージしており、ショーモデルのような華やかさはあえて排除されている。荒々しさの残るディテールと純正のような仕上がりの車体フォルムのコントラストが、このマシンが非常に高い技術とセンスを持つビルダーによって組み上げられたことを証明しているといえよう。
オーナーやビルダーによってさまざまな姿にそのスタイリングを変えるSR……ソフテイル化もまた、SRが見せる新たな姿である。
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