取材協力:モーターサイクルズ バーン
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2015年01月06日の記事を再編集しました。
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もともとは国産アメリカン・カスタムを得意とし、SRや250TRのコンパクトチョッパーでも高い評価を得るモーターサイクルズ・バーン。その新機軸といえるマシンが、こちらに紹介する1台だ。
ご覧のとおり、外装は純正フューエルタンクや純正シートを加工したものを用い、サイドカバーも装着したまま。ノーマルSRの雰囲気を色濃く残している。
しかし、それでいて前後サスはローダウンし、前後ホイールは21-16インチ。オリジナル・ダンディバーも相まって、アメリカンテイスト漂うドラッグスタイルとなっているのだ。大きめのヘッドライト(5-3/4ベイツ)やターンアウトマウントしたメガホンサイレンサーなどがイメージをさらに高めているのもポイント。
純正の面影を消したフルカスタムができるのもSRの懐の深さ故であるが、SRらしさを残したとしてもCOOLなマシンとなるのもまた、SRの大きな魅力だ。
そして、その魅力を最大限に引き出すのが、ビルダーの力量だといえる。コンパクトチョッパーのみならず、こうしたスタイルでもキメてくれるモーターサイクルズ・バーン……その力量に脱帽だ。