取材協力:メイドバイスリーティーモーターサイクルズ
写真:小川伸晃 文:佐賀山敏行
※2015年08月21日の記事を再編集しました。
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オートバイ然としたスタイリングが見直され、純正ルックの人気が高まっている昨今のSRカスタム事情。メイドバイスリーティーが製作したのは、そんな純正ルックをさらに進化させた1台。スティードやドラッグスターが登場する以前、80年代に各国産メーカーがリリースした“和製アメリカン”を思わせるルックスとなっている。
基本的に外装は純正を踏襲。しかし、たとえばシート表皮を旧車風に張り替え、あえてタンデムベルトを装備する。さらにリアホイールは16インチとし、同店オリジナル・スリーティーバーを装着することで“アメリカン”らしさも演出している。タンク右側の「YAMAHA」ロゴを反転させるなど、遊び心も忘れていない。
純正が美しいのも確かにSRの魅力。しかし、フルノーマルに乗るのは面白くないし、せっかくのSRがもったいない!! 純正ルックに人気が集まるからこそ、こうした“遊び”のあるハイセンスな1台に注目したい。