取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
ここ数年で爆発的にその数を増やしたのが、チョッパースタイルのSR。しかし、そのほとんどはストックのフロントフォークを使い、前後ローダウンを施したコンパクトなものである。しかし、かつて本国でのチョッパーの歴史がそうであったように、SRチョッパーにおいても、いま新たなムーブメントが生まれようとしている…。神奈川県のキャンディモーターサイクルラボラトリーが製作したのは、純正フレームをベースにシートレールをドロップ加工したチョッパースタイルを持つ1台。
注目すべきはやはりフロント回りで、4インチフォークジョイントを装着することによって、ロングフォークスタイルとなっているのだ。SRベースのチョッパーといえば、ショートフォークスタイルが一般的。しかし、キャンディではロングフォークを見事SRに落とし込み、絶妙なバランスで仕上げることに成功している。またペイントもこのマシンの注目すべきポイントのひとつ。キャンディグリーンとレッドを組み合わせたフレークペイントは、炭酸飲料の『マウンテンビュー』をイメージ。オーナーの遊び心が見て取れる。
コンパクトな車体ながらも、フォークの長さやシートレール加工のバランスを上手く取ることで、まったく違和感のないロングフォークスタイルに仕上げられたこの1台を見ていると、SRカスタムの新たな潮流を感じずにはいられない…。
ペイントはキャンディ・横山氏によるもの。
『マウンテンビュー』をイメージしたポップで明るいイメージに仕上げられている。
ミドルアップハンドルでロングフォーク化されたフロント回りをさらに強調する。
ライディングポジションも◎!
ブラットスタイル製4インチフォークジョイントでロングフォークスタイルに。
フロントホイールには19インチアルミリムが採用されている。
シートは同店によるワンオフ。
リアにはフラットフェンダーを装着し、フューエルタンク同様のペイントが施される。
エキゾーストパイプは純正をベースに排出部を加工、さらにブラックアウトして雰囲気を高める。
サイレンサーはフレークス製パワートランペットサイレンサーを装着。
16インチワイドリムにより、チョッパー的なシルエットと迫力のリア回りを両立。
スイングアームも延長加工が施され、シルエットが整えられているのだ。
Custom Spec
サイレンサー:フレークス製パワートランペットサイレンサー/ヘッドライト:イエローレンズライト/テールランプ:モーターロック製69テール/スピードメーター:モーターガレージグッズ製48φミニメーター/シート:ワンオフ/フューエルタンク:マスタング/電装ボックス:ワンオフバッテリープレート/リアサスペンション:モーターガレージグッズ製ローダウンサスペンション/ワンオフロングスイングアーム/シートレール加工/ブラットスタイル製4インチフォークジョイント etc.
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