取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
写真:井上 演 文:佐賀山敏行
※2016年03月09日の記事を再編集しました。
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定番に捉われないオリジナリティの高いカスタムで定評のあるキャンディーモーターサイクルラボラトリー。同店にしては珍しく(?)、スタンダードなチョッパーが、ここに紹介する1台だ。
シートレールを大胆に加工し、前後ホイールは21-16インチの組み合わせ。小ぶりなフューエルタンクやワンオフのソロシート&ピリオンパッドなど、スタンダードなスタイリングとなっている。しかし、このマシンはSRチョッパーで定番のコンパクトスタイルではなく、100mmロングのワンオフロンスイを採用することによって大柄なフォルムとなっている。これは、オーナーの「とにかく低く」という要望を実現するためのもの。結果、ナローでありながらも、横から見ると迫力かつ美しいシルエットを完成させているのだ。
また、フューエルタンクに施されたペイントも必見。フレークをメインとしながら、色数の多さに驚かされる。また、アシンメトリーラインとすることで、見る角度によってさまざまな表情を見せている点にも注目である。
オリジナリティを求める「カスタム」だからこそ、同じものは二つとない。コンパクトチョッパーに続くスタイルとして目につくようになってきた大柄なSRチョッパー。このスタイルも十分にCOOLだ!