取材協力:エキセントリックモーターサイクル
※2013年1月19日の記事を再編集しました。
昨年9月にオープンしたばかりの期待のニューショップ「エキセントリックモーターサイクル」。同店を代表するマシンとして作られたのがここに紹介する1台で、昨年末開催された横浜ホットロッドカスタムショーでも高い注目を集めたチョッパーである。
XL230K純正に4インチのジョイントを装着したフロント回りや美しいペイントなど、注目すべきポイントは数多くあるのだが、やはりまず見るべきはリア回り。一見ハードテイルに見えるのだが、じつはこれはバルカン純正スイングアームを加工したもの。そう、シート下にはリアサスペンションがきちんと装備されたソフテイル仕様のSRなのである。
これによってこのマシンはビンテージ感あふれるシルエットを獲得しながらも、その乗り心地は純正同様、最上のものとなっているのだ。
そしてこのマシンの見どころは当然リア回りだけでない。冒頭に書いたとおり、フロントフォークはXL230を流用し、SRよりもさらにビンテージ感を高めることに成功。また、STUPID CROWNによるペイントはオールド・ティファニーのステンドグラスをイメージしたとのことで、ショーモデルらしい華やかに満ちている。他にもワンオフシッシーバーやラズルダズルによるシートなど、じつに贅沢な仕上がりとなっているのだ。
新進気鋭のカスタムショップ・エキセントリックモーターサイクルからは、今後も目が離せない!
クルマ用フォグランプを流用。
フロントフォークには4インチのジョイントが追加されている。
ライザーバーとトップブリッジは同店によるワンオフ。
ハンドルは大きく手前にベントしているため、ライディングポジションは良好。
フューエルタンクはスティード純正を加工したもの。
ペイントはオールド・ティファニーのステンドグラスをイメージして、STUPID CROWNが担当。
シートはラズルダズルによるワンオフ。
その下にリアサスペンションが格納される。
エキゾーストは当然ワンオフで製作されたもの。
マフラーエンドの意匠にデザインのコダワリが感じられる。
ソフテイル化されたフレームにロングフォークスタイルが自然とハマる。
華やかなチョッパー全盛期を思わせるフレームの鮮やかなカラーリングにも注目だ。
このマシン最大の注目ポイントがリア回りで、バルカン純正を流用したソフテイル加工が施されている。
その自然な仕上がりに脱帽!
シッシーバーの高い意匠性も、このマシンの完成度を高めている大きな要因。
テールランプもクルマ用を流用している。
Custom Spec
エキゾーストシステム:ワンオフ/キャブレター:MGグッズ製ビッグキャブ/ヘッドライト:クルマ用フォグ/テールランプ:クルマ用マーカー?/ハンドルバー:ワンオフ/グリップ:神戸グリップ/Fブレーキ一式:ホンダXL230流用/シート:ラズルダズル/リアフェンダー:ワンオフ/フューエルタンク:スティード純正加工/サイドカバー:ワンオフ/電装ボックス:ワンオフ/フロントフォーク:XL230純正+4インチジョイント/スイングアーム:バルカン純正加工/Fホイール:XL230純正/Rホイール:250TR純正/シッシーバー:ワンオフ/ペインター:STUPID CROWN etc.
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