取材協力:ツーパーセンター
※2014年12月25日の記事を再編集しました。
前回はドラッグマシンとカフェレーサーをミックスさせたオリジナルスタイルのSRを紹介したツーパーセンターだが、今回紹介する1台は、同店の真骨頂ともいうべき1台。60年代B級映画を彷彿とさせるガレージチョッパー風カスタムだ。
オーナーはH-Dパンヘッドも所有するそうで、「壊れずに気を使わなくてもいい」という理由により、さらなる愛車としてSR500をチョイス。当然、純正のままでは良しとせず、「ラクなポジションながらも速く走りたい! さらに人とカブらないスタイリング」ということで、ツーパーセンターへオーダーしたという。そこでビルダーの山口さんがコンセプトとして掲げたのが、前述のとおり「60年代B級映画を彷彿とさせるガレージチョッパー」。パンヘッドなどのビンテージバイクと並んでも溶け込んでいくように製作したという。その詳細を見ていくと、まず目に付くのは車体のあちこちに装着された同店オリジナルパーツ。ヘッドライトに電装ボックス、プルバックハンドルにアルミハブキャップ、さらにシートやフォークジョイントもオリジナル! SRパーツは国内あらゆるメーカーやショップからリリースされているが、ツーパーセンターのオリジナルパーツ群は、まさにオンリーワンのラインナップといえるだろう。もちろん、あくまでもこのマシンはガレージチョッパー“風”。エンジンをはじめ、パーツ装着の強度やワンオフパーツのクオリティ、さらに配線などはプロの仕事としてきっちりと仕上げられている。そのため、街乗りはもちろんのこと、ロングツーリングも余裕でこなす。
SRカスタムに新風を巻き起こすツーパーセンター。その作品は、これからも要注目だ!
ヘッドライトには同店オリジナル・オールドベーツタイプ サイドマウントキットを装着。
ビンテージの雰囲気を高める。
高めにセットされたライザーも同店オリジナル。ハーレー純正を思わせる意匠だ。
フロントにはビンテージ感を高めるアルミハブキャップを装着。
フロントフェンダーも同店オリジナルだ!
シートレール後端にはループ加工が施され、オリジナルオールドスクールシートIIを搭載する。
マシンにB級チョッパー感を与えるシッシーバーはワンオフで製作されたもの。
ミッドハイステップキットはライディングポジションに“らしさ”を与える逸品。
乗りやすさにも繋がっているのが大きな魅力だ!
Custom Spec
サイレンサー:ラウンドメガホン ステンレス/ヘッドライト:オールドベーツタイプ サイドマウントライトキット/電装ボックス:ハーレータイプ 電装ケース/ハンドルバー:オリジナルプルバックハンドル/ハンドルポスト:ハーレータイプ レプリカライザー 4.5インチ/フロントブレーキ:アルミハブキャップ/シート:オールドスクールダブルシートII/ステップ:ミッドハイステップキット/フューエルタンク:ビンテージコフィン加工/フロントフェンダー:フロントアイアンフェンダー/リアフェンダー:リアアイアンフェンダー/フロントフォーク:フォークジョイント10cm ステンレス/前後タイヤ:ピレリレプリカ/カムシャフト:ヨシムラジャパンST-1/ピストン:ワイセコ89φ/ワンオフシッシーバー/ループフレーム加工/ペインター:BAROQUE BANK$ ……etc.
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