「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

カスタムマシン
2017.11.27

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.099 【再掲載】

CANDY Motorcycle Laboratory/YAMAHA SR400/No.099 【再掲載】

099x
取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
※2015年3月22日の記事を再編集しました。

 

古い英国車チョッパーの雰囲気を、SRで再現

さまざまなスタイルにカタチを変えるSR。ブームを通りこし、もはや定番とさえいえるようになったのがチョッパーだ。キャンディモーターサイクルラボラトリーでは、シートレールをしっかりと落としたフルスクラッチのチョッパーを完成。ペイントの妙味も加わって、じつに上品な佇まいを見せている。

イメージしたのは古い英国車ベースのチョッパーとのことで、なるほど、淡いブルーをベースにしたソリッドカラーで車体を統一し、さらにフォークカバーを装着したフロント周りがソノ気にさせる。もちろんシートレールをはじめとしたフレーム周りには加工が施され、ホワイトのシートやグリップ、さらにホワイトリボンタイヤがアクセントとなっている。基本的なスタイリングはチョッパーと呼べるものだが、ドッグボーンライザーを前倒しにしたアグレッシブなライディングポジションやミドルアップマフラーはボバーをも彷彿とさせるもの。レプリカではなく、あくまでも「キャンディオリジナル」としてのプライドを持ったディテールにも好感が持てる。

カスタムマシンでありながら、落ち着いた雰囲気を感じさせる点にも注目。ブームがひと段落し、定番としての安心・安定感を見せる美しいチョッパーだ。

099a
フロントフォークはスタンダードをベースにショート加工。フォークカバーでクラシカル感を演出している。

 

099b
ドッグボーンライザーにコンチハンドルでアグレッシブなライディングポジションを実現。インナースロットルでスッキリした印象だ。

 

099c
マスタングタンクはチョッパーに似合う王道。ソリッドカラーで落ち着いた雰囲気を醸し出す。

 

099d
美しいエンジンは534ccにスープアップ。CRキャブにはポリッシュ加工が施される。

 

099e
ソロシートはワンオフ。ホワイトカラーがアクセントとなっている。

 

099f
ミドルアップのエキゾーストは当然ワンオフ。ボバーを思わせるディテールだ。

 

099g
ミッドステップはワンオフで、ジョッキーシフトを採用。独特の操作感が楽しそう!

 

099

099y

Custom Spec
エキゾーストパイプ:ワンオフ/キャブレター:CR38ポリッシュ/エアクリーナー:アルミエアファンネル/ヘッドライト:マーシャルフォグイエロー/テールランプ:ワンオフ/ウインカー:オールドブレッドウィンカー/電装ボックス:ワンオフアルミボックス(下はオイルキャッチタンク)/ハンドルバー:コンチハンドル/ハンドルポスト:ドックボーンポスト/トップブリッジSTDスムージング/ミラー:ミニミラー/スピードメーター:48φミニメーター/インターナルスロットル/シート:ワンオフ/ステップ:ワンオフミッドステップ/フューエルタンク:マスタングタンク/リアフェンダー:トライアンフタイプアルミ/フロントフォーク:フォークカバー STDショート加工/三つ又:STDメッキ加工/リアサスペンション:ビレットサス/スイングアーム:STDメッキ加工/Fホイール:メッキリム ハブポリッシュ(径:19inch)/Rホイール:メッキリム ハブポリッシ ュ(径:16inch)/Fタイヤ:AVON SP-MKⅡ(サイズ3.00-19)/Rタイヤ:SHINKO(サイズ 5.00-16)/カムシャフト:ヨシムラST-1/ピストン:SOHC90φ/シリンダー:トルクプレートボーリング/クランク:SR500クランク/強化オイルポンプ/シートレールドロップ加工 ……etc.

 

RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook