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カスタムマシン
2018.05.17

MADE BY TTT/1978 SR400/No.138【再掲載】

MADE BY TTT/1978 SR400/No.138【再掲載】

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取材協力:メイドバイスリーティーモーターサイクルズ
写真:小川伸晃
※2015年12月3日の記事を再編集しました。

 

クラシカルとハイテックの
みごとな融合!

長い歴史によって培われたトラディショナルなカスタムスタイルは、たしかに多くのライダーを虜にする。しかし本来、他にはない独自性やオーナーの個性を愛車に反映させるべき“カスタム”とトラディショナルスタイルの“お約束”は相反するものだ……。
メイドバイスリーティーが製作したのは、そんな「定番」と「個性」をみごとに両立させた1台。

一見するとクラシカルなカフェレーサーだが、細かなディテールを覗き込むと、現代的な味付けがされている。その最たるものがメーター周り。エースウェル製デジタルメーターを装着し、ロケットカウルが持つ雰囲気とは全く異なる印象を与える。ホーイルも前後スポークながら、ワイドリムを履くことで、トラディショナルとは一線を画す迫力を醸し出す。さらにリアブレーキにはTDR250のハブを流用し、ディスク化している点にも注目だ。

古きを求めながら、新しきを取り入れる……まさに「温故知新」の言葉がふさわしいメイドバイスリーティーによる良作。カスタムとはこうあるべき、というお手本のようなマシンである。

 

 

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いかにもトラディショナルなスタイリングにも関わらず、メーターはエースウェル。しかし、まったく違和感は感じられない。

 

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フューエルタンクはブルックランズ製。懐かしさを感じる往年のパーツである。

 

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シングルシートはスティンキーによるもの。

 

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エキゾーストはペイトンプレイス。SRカフェレーサーの王道ブランドが並ぶ。

 

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スポークホイールながらも、ワイドリムによって迫力をもたらす。サンスターのローターに、ブレンボ製キャリパーを組み合わせている。

 

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キャブレターはヨシムラジャパンFCRデュアルスタック。ちなみに排気量は523ccだ。

 
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ベルトラン製バックステップはリアディスク用。写り込みがまぶしすぎるエンジンカバーにも要注目だ!

 

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リアサスペンションはデイトナ製。シンプルなディテールだ。

 

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Custom Spec
エキゾーストパイプ:ワンオフ手曲げ/サイレンサー:ペイトンプレイス製SCマフラー/キャブレター:ヨシムラジャパン製FCRφ39デュアルスタック/ヘッドライト:ペイトンプレイス製ハーフカウルKIT/テールランプ:ルーカスタイプ/電装ボックス:ワンオフプレート/ハンドルバー:モーターガレージグッズ製セパレートハンドル/スピードメーター:エースウェル製ACE-4000/フトンロブレーキキャリパー:ブレンボ/フロントディスクローター:サンスター/フロントブレーキホース:アクティブ/リアブレーキ:TDR純正/シート:スティンキー製シングルシートカウル/ステップ:ベルトラン製リアディスク用バックステップ/フューエルタンク:ブルックランズ製ロングタンク/フロントフェンダー:ワンオフ/リアフェンダー:ペイトンプレイス製ステンレスショートフェンダー/フロントカウル:ペイトンプレイス製ハーフカウル/スイングアーム:ジール250用加工/前後ホイール:アクロン製ワイドリム/カムシャフト:ヨシムラジャパン製ST-1/ピストン:ワイセコφ89 ……etc.

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