取材協力:ツーパーセンター
※2016年6月27日の記事を再編集しました。
’60年代にアメリカを席巻したアウトロー・チョッパーをはじめ、カフェレーサーやオリジナルのノンジャンルカスタムなど、SRをベースにさまざまなスタイルを精力的に創り出すツーパーセンター。ここに紹介する1台もまた、同店の意欲が見えるマシンである。
オーナーは長くSRに乗ってきたということで、SRの良さも弱点も知り尽くしている。そんなオーナーと話し合い、理想の1台を目指している。
スタイリングはセパレートハンドルが印象的なカフェレーサー……かと思いきやフューエルタンクはコンパクトなものに換装し、シートは同店オリジナル・スリムダブルシート。チョッパー的な要素を色濃く感じさせるシルエットとなっている。また、セパハンといえばバックステップが王道だが、ミッドステップに変えられている点からも、このマシンが高いオリジナリティーを持っていることがうかがえる。
ちなみにこのマシンはこれからもまだまだ進化を続けていく予定とのこと。ツーパーセンターと生粋のSR乗りであるオーナーとが作り上げる唯一無二のカスタムマシンである。
ヘッドライトは5.75インチ。絶妙な大きさで、イエローレンズがクラシカル感を高める。
セパレートハンドルはチャックボックス製。高い質感で今なお人気の逸品だ。
ドラムブレーキをさらにクラシカルに見せるのは、同店オリジナル・スターバーストタイプハブキャップ。
ループ加工されたフレームにみごとにフィットするダブルシート。純粋なカフェレーサーにはないチョイスが新鮮!
エキパイはワンオフで、サイレンサーはオリジナル・スリップオントランペットマフラー。ともにステンレス製だ。
ツーパーセンターのカスタムではおなじみ! ミッドハイステップキットを装着。セパハンに意外なほど似合うのだ。
Custom Spec
エキゾーストパイプ:ステンレス ワンオフ/サイレンサー:ステンレス スリップオントランペットマフラー/エアクリーナー:モーターロック製加工/ヘッドライト:5.75インチ ベイツライト クロームリム/ブラックボディー/5.75イエローレンズ/ウインカー:スモールバレットウインカー/フロント ボトムマウントウインカーステー/リア ボトムマウントウインカーステー/ハンドルバー:チャックボックス エースバー/トップブリッジ:WMスムージング加工/スピードメーター:ミニミニメーターフォークマウントキット/アンダーブラケット下:ハンドルロックウェルドオンキット/シート:スリムダブルシート バーチカルロール/ミッドハイステップキット パーカライズ/フューエルタンク:CB50加工流用/フロントフェンダー:チャックボックス/リアフェンダー:ペイトンプレイス加工/Fホイール:スターバーストタイプ ハブキャップ/Rホイール:リア16インチキット(径:16inch)/Fタイヤ: DURO(サイズ 4.00-18)/Rタイヤ:DURO(サイズ 500-16)/ループフレーム加工 ……etc.