取材協力:ランプサイクル
文:佐賀山敏行
※2016年8月25日の記事を再編集しました。
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ランプサイクルが製作したのは、赤と黒のツートンが強烈な印象を残すチョッパー。フルカスタムの1台だが、パーツを磨き込むのではなく、使い続けたかのような古めかしさを演出することで、ストリート感を醸し出している。
マシンのコンセプトは「古いトライアンフのチョッパー」ということで、シートレールを加工し、リアサスペンションにショートサスをチョイス。さらにフロントホイールに純正キャスト、リアにXS250純正キャストを履くことで、チョッパーらしいシルエットを形成している。また、フューエルタンクやシートなど、主だった外装パーツをワンオフ製作することで、高いオリジナリティーを発揮しているのだ。
そしてこのマシンの大きな特徴が、フレームと外装の「赤」とホイールやエンジン、エキゾーストに採用された「黒」とのコントラスト。まさに、一度見たら忘れられない強烈な存在感である。