取材協力:ツーパーセンター
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2016年9月10日の記事を再編集しました。
—
フレームを加工したり、ロングフォークを採用したチョッパーは、縁がない人にとっては非常に乗りづらいものに映るかもしれない。しかし、車体ディメンションやライディングポジションなどを綿密に掲載したチョッパーは、じつは意外と乗りやすいものなのだ。
2%ERが製作した1台は、ロングフォーク(それもスプリンガー!)にフレーム加工を施し、リアサスペンションにはリジッドバーを採用したオールドスクール・ロングフォークチョッパー。いかにもクセが強そうなマシンではあるが、そのコンセプトは「毎日気軽に、通勤で使用できるもの」。同店ビルダー・山口さん曰く「ハンドルやシート、フレーム高にステップ位置など、すべてについてオーナーと綿密な打ち合わせをして製作しました」とのこと。その結果、オーナーはヘタなサス付きよりラクに乗れると満足しているそうだ。
ロングフォークやフレーム加工は、乗り心地や楽しさを決してスポイルしない。ビルダーの確かな腕があれば、チョッパーだって気軽に楽しめるのだ。