取材協力:モーターサイクルズ・バーン
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2017年6月12日の記事を再編集しました。
—
カフェーレーサーにトラッカー、さらにチョッパーなど、あらゆるスタイルに姿を変えることができるのがSRの大きな魅力だが、意外と少ないのが、ハイパワーで直線を駆け抜けるドラッグスタイル。シングルスポーツらしく、軽快な車体を全面に押し出したライトウェイトスポーツカスタムこそが、SRの真骨頂であり、エンジンの強大なパワーをイメージさせるドラッグスタイルは、やはりSRの雰囲気には馴染みにくいのであろう……。しかし、果敢にもそんなスタイルにアタックしたのが、埼玉県に拠点を置くモーターサイクルズ・バーンである。
フロントフォークを5cmローダウンし、スイングアームは純正をベースに4cm延長、さらにショートサスを組み合わせることで、車高をダウン。それでいてフューエルタンクやサイドカバー、シートカウルには純正を使用することで、SRらしさと迫力の2つを演出しているのだ。もちろん、前後タイヤにはAVONを採用し、スポーティーな雰囲気を増幅。ボトムマウントのヘッドライトや同店オリジナルダンディーバーによって、チョッパーテイストを醸し出している点も見逃せない。
SRカスタムの新境地……これほどまでに直線が似合うSRは、他にはない。