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カスタムマシン
2022.05.26

2%ER/YAMAHA SR400/No.265

取材協力 : ツーパーセンター

写真 : 編集部  

文 : 小川 伸晃

2%ER/YAMAHA SR400/No.265


※2018年5月7日の記事を再編集しました。

2%ERの新スタンダード!? 雰囲気抜群のオールドレーサーSR

2%ERが展開するハードテールコンプリートにて製作された今回のマシン。元々はコンパクトチョッパーのオーダーだったが、オーナーが前回紹介したビルダーの山口さん自身が乗るハードテール仕様のオールドレーサーSRに触発され、製作された1台だ。

最大の特徴は何と言ってもボルトオンハードテールが生み出す三角形のシルエット。そこにオールドスパルトテールやリブフェンダー、ソロサドルシートなどヴィンテージ系パーツを組み合わせることで、オールドレーサースタイルをみごとに再現している。ペインターBACONによるエイジングが施されたペイントやワンオフドラッグパイプなどに見られる同店得意の絶妙なヤレ感も、マシンの雰囲気を高めるのに一役買っている。

これまで個性的なオールドスクールチョッパーのイメージが強かったが、オールドレーサースタイルにおいても高い水準のカスタムを見せつけた2%ER。同店の新たなスタンダードになりそうな予感を秘めた、完成度の高い1台だ。

[Detail]


ヘッドライトは5.75ベーツライトをボトムマウントで装着。チョッパーや土系など、様々なスタイルにマッチする万能アイテムだ。

 


ハンドルバーは純正を使用し、トップブリッジはWM製をチョイス。もちろんハンドル周りはスッキリ化されている。

 


メインチューブを覆うようにマウントされたフューエルタンクはワンオフ。取り付け位置もかなり低めに設定されている。

 


ドラッグパイプはワンオフ。絶妙なヤレ感と、無造作にぶった切ったような無骨な作りが雰囲気を高めている。

 


メッキ仕上げのワンオフリブフェンダーにオールドスパルトテールランプをセット。パーツチョイスに加え、鈍い光沢感がヴィンテージ感を演出している。

 


リアはオールドテイストを高めるハードテールをチョイス。ボルトオン仕様でスタイルチェンジも簡単なスグレモノだ。

 


ハードテールにさりげなく装着されたスモークラバーウインカー。目立たない小ぶりなサイズでマシンとみごとに調和している。

[Custom Spec]


サイレンサー:ワンオフドラッグパイプ/ヘッドライト:5.75ベーツライト、ボトムマウントライトステー(オリジナルパーツ)/オールドスパルトテールランプ/ウインカー:スモールラバーウインカー 、スモークレンズ/ハンドルバー:純正/トップブリッジ:WM/シート:ワンオフソロサドル/フューエルタンク:ワンオフ/リアフェンダー:ワンオフ リブフェンダー メッキ仕上げ/リアサスペンション:”リジットライン”ボルトオンハードテール/Fタイヤ:ピレリレプリカ(サイズ 4.00-18)/Rタイヤ:ピレリレプリカ(サイズ 4.00-18)/シートレール加工/ペインター:BACON ……etc.

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