※2018年5月30日の記事を再編集しました。
個性的なオールドスクールチョッパーを数多く生み出してきた2%ERが最近力を入れているのが、リジットラインを活かしたオールドレーサースタイル。今回紹介するのも、同店が展開するハードテールコンプリートモデルをベースとした1台だ。
ボルトオンハードテールキットが生み出す三角形のリジットラインが特徴的なこちらのマシン。オールドベーツタイプヘッドライトやロックテールランプ、リップルタイプハブキャップなど、ビンテージ系パーツを多用することで、旧車感を演出している。何より注目なのが、存在感抜群のフューエルタンクだ。40年間開倉庫に眠っていたという車種不明のタンクにリアルなエイジングペイントを施すことで雰囲気を高め、まるで60年代からタイムスリップしてきたようなリアルな存在感と質感を獲得している。まさに60~70年代の時代考証に定評のある同店だからこそできる技と言えるだろう。
ハイセンスなパーツチョイスとスタイリング、そしてペイントワークによって、コンプリートモデルとは思えないクオリティとオリジナリティを併せ持つ今回のSR。時代背景を踏まえたリアルなオールドスタイルを得意とする同店の本領発揮と言える1台だ。
ヘッドライトはオールドベーツタイプを、オリジナルサイドマウントキットで装着。ハンドルはストリートローバーでオールドレーサーの雰囲気を醸し出している。
時代を感じさせるフューエルタンクは、なんと40年間開かずの倉庫から掘り出したもの。エイジングペイントを施すことで、よりリアルな旧車感を演出している。
エキゾーストパイプはワンオフ、サイレンサーはトランペットタイプをチョイス。アップに取り回すことでレーシーな雰囲気を強調している。
シートはソロサドルシートをチョイス。オールドスタイルにはなくてはならないアイテムだ。
ステップはおなじみミッドハイステップキット。絶妙なヤレ感がマシンの雰囲気を高めている。
スタイリングのキモであるハードテールキット。ボルトオン仕様なので、気軽にスタイルチェンジが楽しめる。
タンク:メーカー不明(40年間開かずの倉庫から掘り出した車種不明のガスタンク)/シート:ソロサドル/Rフェンダー:クラシカルセンターリブフェンダー/ヘッドライト:オールドベーツタイプ サイドマウントライトキットII/テールランプ:ロックテールIII/ハンドル:ストリートローバー/Rサス:”リジットライン”ボルトオンハードテールキット/Fホイール:リップルタイプハブキャップ/キャブレター:FCR/ミッドハイステップキット/エキゾーストパイプ:ワンオフ/サイレンサー:ステンレストランペットマフラー ロングベル/シート下フレーム加工 ……etc.