※2018年6月11日の記事を再編集しました。
ボバーやチョッパー、VMXなど、様々なジャンルのカスタムを手がけるグリードモーターサイクルだが、どのカスタムにおいても共通するのが徹底したビンテージ感。ここに紹介するマシンでも、その要素が存分に発揮されている。
SR400 SANDRACERと名付けられたこちらのマシン。リアフレームにはループエンド加工が施され、リブフェンダーやピリオンシートといったパーツチョイスも相まって、クラシカルなリアビューを形成している。また、ナローなフォルムが特徴的なフューエルタンクはワンオフで製作。マウント位置を変更し、リアサスを他車種340mmに換装することで車体を水平基調に見せ、旧車感溢れる美しいシルエットを作り出しているのだ。フォークカバーによってボリュームアップされたフロント周りも、マシンのビンテージな雰囲気を高めるのに一役買っている。
フロントフェンダーレスやシート下のスカチューン、ハンドル周りのスッキリ化など、極力無駄を廃することで、全体のバランス整えつつ、存在感を際立たせたグリードモーターサイクルによる今回のマシン。まさに同店の本領発揮と言える、ハイセンスな1台だ。
ハンドルバーはMXバーをチョイス。幅広なフォルムとすっきりとしたハンドル周りが、サンドレーサーをイメージした車体とマッチしている。
ナローな形状のフューエルタンクはワンオフ。おなじみaozora worksによる遊び心溢れるペイントワークがマシンの雰囲気を高めている。
フロントホイールとハブをブラックアウトすることで精悍なフロント周りに。オールドルックなダンロップタイヤがビンテージ感を強調している。
スカチューンされたシート下と、リアフレームのループエンド加工&ピリオンシートがSRらしからぬ雰囲気を醸し出している。
サイレンサー:リバースコーン/エアクリーナー:K&N/ヘッドライト:ベーツタイプ 5.75/テールランプ:ルーカスタイプ/ハンドルバー:MXバー/スピードメーター:ミニメーター/シート:ベーツタイプ/フューエルタンク:ワンオフ/リアフェンダー:リブフェンダー/リアサスペンション:他車種340mm/ループエンド加工/ペインター:aozora works ……etc.