「秋の長雨」とはよく言ったもんです。
どれだけ雨が続くんだと。バイク乗りたくてモヤモヤしていたら1日だけ晴れ間が! どうしてもバイクと一緒に撮らなければならない仕事があって、それもどうしても高原の紅葉と湖か池を背景に撮らなければならず……行ってきました、志賀高原!
朝9時頃に出発。関越自動車道を伊香保ICで降り、草津を抜けていざ長野県へ。草津の硫黄を横目にグングン峠を登ります。
すると……。
事前の天気予報によると志賀高原の予想最高気温は20度。Tシャツに革ジャンで最高だぜ! なんて思っていましたが……はい、山を甘く見ていました。
草津を超えたあたりで道路脇に表示されている気温計は5度。寒い!
念のために持って来ていたヒートテックを着込むも、既に冷え切った身体には効き目は薄く、最終手段の「カッパを着る!」という特殊技をくりだしました。
14時前、目的地に着くとそこは雲の中。「ん? 撮れないのか?!」と焦る。
カメラや三脚をセッティングしてから、ただひたすら待つこと2時間。
雲(この場合は霧か)が取れました! そして夢中でシャッターを切ること10分。
高原価格のあたたかい缶コーヒーを飲んで帰路につきました。
往路240㎞、復路は別ルート(高速多用)で260㎞の往復500㎞。そんなに長距離ではないけど、果てしなく長い道のりに感じました。
何が言いたいかって? 皆さん! これから寒さが増してくる季節ですが、くれぐれも暖かい装備でお出かけ下さい。
ではまた。
著者プロフィール
フリーカメラマン
井上 演(いのうえ ひろむ)
以前バイクショップで6年間メカニックとして働き、整備士資格を取得。その後カメラの道へ入り、現在はフリーカメラマンとして、多くのバイク雑誌やカタログの撮影を行う、自称「乗って弄れるカメラマン」。撮影機材を担いで愛車のSRで取材に行くことも多い、根っからのバイク好き。
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