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前回の続き。

外観と簡単な点検で洗い出した各部の不具合を一つずつ手直ししていきたいと思います。

う～ん……純正ウインカーじゃないのがちょっと残念ですが、あいにく手持ちがないので、このままにしますかね。

なにはともあれ、フューエルタンクを外します。

フューエルホースをまずは外して、コックに漏れがないか確認。

……漏れなしですね！ 結構コックの漏れが止まらない車体も多いので、まずは合格。

一度オーバーホールされているのかな？

タンクを取り外すと、長い間寝かされた思い出がびっしりとフレームに積もってましたので……

磨いてきれいにしておきます。

こういうところがキレイだと気持ちが良いですね！

ちょっと始動性が悪かったのでチェック。

プラグは新品らしきキレイな物が付いてましたが、びちゃびちゃです。

ん～……濃いというよりは、オーバーフローですね。

ピストントップ部もガソリンでびちゃびちゃ＆真っ黒くろすけ（死後）なので、キャブのオーバーホールも確定です。

プラグも新品に交換します。

フォークブーツが片側だけ切れてしまってます。手持ちの中古品に交換。

フォーク自体のオイルシールは至って健康なのでオーバーホールは行わずオイル交換のみをおこなっていきます。

インナーチューブのクランプされる部分ももらいサビが出ておりますので磨いておきます。

外観の程度の事を考えるともしや一度も取り外されたことが無い??

それはそれで奇跡かも。

入れるフォークオイルは勿論LUBIRDです。

ブレンドして使います。

おわり

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協力：ナインゲート

※この記事は「9-GATE 公式ブログ」（2020年9月19日）より転載、加筆修正したものです。

著者プロフィール

9-GATE（ナインゲート）
細井啓介
SRに限らずスーパースポーツ車もメンテナンス／モディファイをおこなう。エンジンビルドや足周り換装も得意とするが、基本的にはメンテナンスがメイン。2019年にフルノーマルSR400（4型）を購入!!