キャンプツーリングが大好きな私・サガヤンですが、2019年は諸事情により行けなさそう……というわけで、昨年の記事を掘り起こして、行った気になってみました(泣)/SAGAYAN
※以下、2018年8月8日の記事を再編集しました。
前回の日記でハリケーン製リアキャリアを装着し、「今年はキャンプツーリングに行っちゃうよ!」なんて宣言していた僕ですが……早速行ってきました! 家族とクルマにキャンプ道具を積んでのオートキャンプはしょっちゅう行っているんですが、じつはキャンプツーリングは10年以上ぶり。当時はセロー225WEに乗って、林道キャンプツーリングによく行ったものです。
今回、メンバーは当サイト準構成員であるカメラマン・ヒロムさんと、井上ボーリング広報でありSR乗りである大澤さん。SR3台でのツーリングとなりました。ちなみに大澤さんは元アウトドアショップの店員を務めていたそうで、じつはキャンプの達人! 今回は自身の愛車ではなく、積載性のほとんどない井上ボーリングのデモマシン「ICBM for VMX」で参加したのですが、バックパックにすべてを詰め込むという神業を見せてくれました! キャンプは上級者になればなるほど荷物が少なくなるというのは本当のようです。
では、いざ出発~!
待ち合わせ場所は中央道・談合坂SA。そこから富士五湖方面へ向かいます。今回は達人・大澤さんが幹事を務めてくれて、先頭も走ってくれました。
バックパックにすべてが詰め込まれてあります。このコンパクトさにはビックリ!
真ん中は僕、そして最後をヒロムさんが走ります。
ヒロムさんは初キャンプツーリングということで、荷物のほぼ全てが新品! 使い込まれた道具もいいですが、新品というのもやっぱり羨ましい!
途中で休憩を挟みつつ、のんびりと目的地であるキャンプ場に向かいます。
というわけで到着したのは静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」。とにかくだだっ広いキャンプ場で、区画のないフリーサイトが魅力のキャンプ場です。
当日は平日だったこともあり、人が少ない! 大草原のなかで野宿するようで、いやが応にもテンションが上がります。
ここでメンバーのテントを紹介。達人・大澤さんは1人用ツーリングテントに、あえてフライシートをかけず、タープを設置。雨の心配はなかったので、これで涼しく過ごせるのです。これは今度真似しようと思いましたね、ハイ。
ヒロムさんは名作と言われるモンベル・ムーンライト。月の明かりでも建てられるという謳い文句で、多くのキャンパーに愛されるテントです。
長年ダンロップのツーリングテントを愛用していた僕ですが、今回、久しぶりに出してみると、フライシートが加水分解を起こしてベタベタに……。泣く泣く買い換えることにしました。チョイスしたのはコールマンのエクスカーションティピー210。前から気になっていたワンポールタイプで、簡単に組み立てられると評判のテントです。
さて、テント設営が終わったあとは、またバイクに乗って買い出し。お酒や食材を買い込んで、再びテントに戻ってきた頃は、ちょうど日も暮れかかって、良い感じになっていました。さて、ここから宴会スタートです!
ちなみに、でっかいテーブルとチェア2脚は流石にSRには積めません。これらはキャンプ場でレンタルしたもので、しめて1500円! 荷物に制限のあるキャンプツーリングでは、レンタルをうまく活用するのもアリですよ。
それぞれのシングルバーナーとコッフェルで料理。僕はステーキがメインディッシュ!
お米はレトルト。最近のは安くて美味しいんですよね。キャンプツーリングのメシは、こだわり過ぎないのが僕の流儀なんです。
夜も更けてきて、お酒が進みます。ふもとっぱらは本当に真っ暗で、静かでまったりした時間を過ごすことができました。
朝。キャンプ場では夜遅くまで騒ぐ馬鹿者がたまにいますが、僕はキャンプの醍醐味は夜明けすぐに起きて、朝日を見ながら飲むコーヒーだと思っています。夜のビールも美味いですが、早朝のコーヒー……これに勝るものはありません。
そこまでいうならミル挽きをしろよ! なんてツッコミが聞こえてきそうですがw、まあ、これでも十分美味しいんですよ(苦笑)。
朝ごはんを食べて、ちょっとくつろいだら、片付けです。来たときよりも綺麗にする……これが旅の鉄則ですよね!
荷造り完了! ちなみに僕の荷物はスーツケースにテントやシュラフなどの大物を積みこみ、上の防水バッグにランタンやコッフェルなどの小物類、そしてゴム紐でしっかり荷物を固定した最後に銀マットを無理やり差し込み、さらにゴムのテンションをあげる! これで荷物は絶対落ちません!!
帰りものんびり。最後は談合坂SAで昼ごはんを食べて解散です。
いや~、久しぶりのキャンプツーリングは本当に楽しかった! キャンプって何をするわけでもなく、ただテントを張って、ご飯を作って、酒を飲み、寝るだけ……だけど、それが本当に贅沢なんですよね。この「何もしない贅沢」に「ツーリングの楽しさ」が加わって……キャンプツーリングは最高に贅沢な遊び! 経験したことのない人は、ぜひともやってみてください! バイクの楽しみがさらにひと回りもふた回りも広がりますよ。