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2019年05月20日

CASCADA/1976 XT500/No.187

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取材協力:カスカーダ
写真:編集部 文:佐賀山敏行

※2016年8月11日の記事を再編集しました。

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SRのルーツ「XT500」!
美しいスタイリングはカスタムの参考にもなる!?

近年、新たにSRカスタムのジャンルとして注目を集めているのが「スラクランブラー」や「ビンテージモトクロス(VMX)」といったオフロードを強く意識したスタイル。カフェレーサーやチョッパー、ハイパフォーマンスといったオンロード寄りのカスタムが主流だったところ、新鮮さを感じて共感したライダーが多いようだ。しかし、熱心なSR乗りならご存知のはず……じつはSRのルーツはオフロードモデル! 1976年に発売されたXT500である。今回、福岡県のカスカーダに綺麗な初期型XT500が入庫したとのことで、その詳細を紹介しよう。

XT500の登場は1976年、オリジナルフレームに空冷4ストロークOHC2バルブ499ccエンジンを搭載し、本格的ビッグオフローダーとして注目を集めた。「SRは性能よりも乗り味やスタイリング」……なんてことも言われるが、XT500をベースにしたレーサーはパリダカールラリーで第1回と第2回で優勝。また、XT500のエンジンを搭載したレーサー「ロードボンバー」は1978年の鈴鹿8時間耐久レースで完走し、並み居るビッグバイクを相手に総合8位と大健闘した。それらのDNAを引き継ぐSRも当然、決して雰囲気だけのモデルではなく、乗り方やカスタムによって十分に高いパフォーマンスを発揮できることがわかるはず。そう、SRというモデルを本当に理解する上で、XT500というモデルを知ることは非常に重要なことなのだ。

現在注目を集めるスクランブラースタイルに高いオフロード性能を併せ持つXT500は、SRのルーツながらも、SRカスタムのひとつの終着点ともいえる。その佇まいは、SR乗りにはじつに神々しい。

 


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小ぶりなヘッドライトは、スタイリングの良さだけでなく、軽量化の役目も果たす。ウインカーレンズは初期型SRと同じ、通称「オッパイレンズ」。

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スピードメーターとタコメーターが並ぶシンプルなメーター周り。

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タイヤはカスカーダによってブリジストンBT45に換装済み。同店代表・瀧さんの普段の足として、オンロードでの走行性能を高めている。

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小ぶりなフューエルタンクはスタイリングの大きな特徴。同型のアルミタンクは、SRカスタムでも人気が高い。

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ブラックアウトされたエンジンはSRそのもの! しかし実際には圧縮比やキックペダルの形状など、異なる部分が多い。

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エキゾーストマフラーも大きなポイントだ。SRとはフレーム形状が異なるため、実際にこのマフラーをカスタムで再現するのは難しい。

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リアサスペンションは長く、大きくレイダウンしている。

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