取材協力:ウェッジ
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2016年8月13日の記事を再編集しました。
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独創的なスタイルのカスタムを数多くリリースするウェッジ。ここに紹介する1台も、既存のジャンルに当てはまらないオリジナリティーの高いマシンだ。
イメージしたのは「ビーチクルーザー」とのことで、やはり目につくのは前後タイヤ。ともにBECK製ホワイトウォールで、幅はなんと4.50! ローダウンされた車体と相まって、ファットな雰囲気を作り上げている。
シートレールも注目したいポイントで、一般的なチョッパーカスタムなどでみられるようなラインとは異なり、独特な表情を見せている。当然、そのラインに合わせてワンオフ製作されたシートも他に類を見ないもの。このマシンではシート以外にもフューエルタンクやハンドル、前後フェンダーにウインカー内臓タイプのステップまで、あらゆるディテールにワンオフパーツが用いられている。やはりビーチクルーザーという、これまでのSRカスタムでほとんど例のないコンセプトのため、パーツもすべてイチから作ることになるのだろう。
こうして完成したマシンは、まさに唯一無二のもの。既存のジャンルに留まらない、ウェッジの高い独創性と発想力に脱帽だ。