ショップHP:2%ER
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80年代中ごろから90年代に掛けて、ZやCBでよく見られたドラッグスタイル……ド派手なペイントに前後ローダウン、ドラッグバーに集合管を装着したマシンをイメージして2%erが製作したのが、ここに紹介する1台だ。
当時の手法を真似て、ペイントはKAMIKAZE PINSTRIPEによる派手なグラフィックを採用。メッキッパーツも多用することで、雰囲気を高めている。フューエルタンクはXS650を流用し、エストレヤ用ブレーキマスター、3型純正キャリパーなどを装着。さらにショートタイプのTTシートはワンオフ。やりすぎないながらも、要所を押さえることで、みごとなフォルムを形成している(続きはコチラ)。
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水平基調のシルエットが美しいこちらのマシン。まず目が行くのが、BSAゴールドスターアルミタンクとアルミカウル付きセミダブルシートだ。
どちらも試作品としてワンオフで製作されたという両パーツが、マシンに上品さを与えると同時に、60’sのトラディショナルな雰囲気をみごとに再現している……(続きはコチラ)。
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ボルトオンハードテールキットが生み出す三角形のリジットラインが特徴的なこちらのマシン。オールドベーツタイプヘッドライトやロックテールランプ、リップルタイプハブキャップなど、ビンテージ系パーツを多用することで、旧車感を演出している……(続きはコチラ)。
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何より最も注目すべき点は、このマシンの持つストーリー性だ。山口さん曰く、製作時のコンセプトは「60年代、アウトローに盗まれた英車の成れの果て」。
その言葉を踏まえて改めてマシンを見てみると、乱雑に塗りつぶされた外装は“本来のオーナー”にバレないようにするため。マシン全体に感じるどこか中途半端なちぐはぐ感はお金がなくてアウトローがガレージにあるものをとりあえずつけてみたから……そんなストーリーが浮かんでこないだろうか……(続きはコチラ)。
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SRへの熱い愛情とともに、オールドスクールに対する深い造詣を持ち、さらにオリジナリティーへの追求を欠かさない2%ER。
拠点を置く関西だけにとどまらず、全国……いや、近年では東南アジアのカスタムショーにも積極的に通い、その人気はまさに世界中に広がっているといっても過言でない。そんな同店が2019年末に開催された「横浜ホットロッドカスタムショー」に出展したのが、この1台である……(続きはコチラ)。