ショップSNS:MADE BY TTT motorcycles
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サンフランシスコのアウトローバイカーが渋滞した道路を軽快にすり抜けることを目的に生まれたカスタムスタイルが「フリスコ」。幅が狭いハイポジションのハンドルにミッドコンステップ、そして短くチョップされたフェンダーなどが大きな特徴だ。
ここで紹介するメイドバイスリーティー製作のSRは、そんなフリスコの特徴を踏まえつつも、巷によくあるフリスコにはおさまらないオリジナリティあふれる1台に仕上がっている(続きはコチラ)。
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「気軽に林道を走る」というテーマをみごとに具現化したのが最大の特徴。ナローなフォルムが魅力のモーターガレージグッズ製クローズバーや肉厚のワンオフシートを巧みに使い、木々の隙間を楽しく軽快に駆け抜けられそうなマシンとなっている。
……と言いつつも、よくよくマシンを見てみると「土系」と一括りにしても良いのだろうか? と疑問が湧く。ローダウンサスペンションをチョイスしたり、リアサブフレームをカットしフェンダーブレースを製作したり、さらにはカラーリングのチョイスもどことなくチョッパーやボバーを連想させる(続きはコチラ)。
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シートレールを加工し、フレーム全体をスムージング、そしてテールはモーターガレージグッズ製ハードテールをセット。ともすればアウトローな雰囲気を漂わせるセットアップであるが、メガホンサイレンサーを採用したエキゾーストがスポーティーなイメージを演出した。
さらに前後ブロックタイヤにスタビライザー、スローベントバーがビンテージレーサーを思わせるスタイリングを作り出している(続きはコチラ)。
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まず注目すべきは、ヨシムラジャパンST-2カムシャフトなどを施したエンジンのチューンナップとOVER製マフラー、TMRキャブレターを採用した吸排気系だ。走りを追求することで、スポーツネイキッドの特徴をしっかり押さえつつ、SRのポテンシャルを最大限に引き出した構成となっている。
なかでも特筆すべきはハイパフォーマンスな足周りで、フロントフォーク、スイングアーム、前後ホイールなどは、ハイスペックモデルとして80年代に名を馳せたTZR250(3MA)から流用。さらにリアショックはオーリンズ製をチョイスし、走りの質を高めている(続きはコチラ)。
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純正SR400SPをフルレストアし「らしさ」を残しつつも随所にこだわりをみせるカスタムを施したこのマシン。
ベースになったのは83年式で、走行距離約3,000㎞と程度の良い個体。一見フォルムだけをピックアップすると、アップハンドルでのほほんと街乗りを楽しむ仕様に見えるが、ヨシムラジャパンST-1カムシャフトやワイセコ90φピストンなどのエンジンチューンナップにFCRφ39キャブレターを組み合わせ、走りに特化した(続きはコチラ)。
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